今、東京行きの「のぞみ」の車中です。ちょうど富士山の横を通過している所です。朝起きると空が気持ちよく晴れわっていたので、今日は富士山が見えるかなと思いましたが、残念ながら雲に覆われています。それになかなかインターネットに繋がってくれません。

本題に移りましょう。

「イニシアティブ」というのは、「最初の第一歩」ということです。よく社是などで書かれている「率先垂範」と考えてもいいのではないでしょうか。「自ら進んで働きかけること」といえるかもしれません。さらに「進取の精神」という意味合いも持っています。この「イニシアティブ」は、仕事の中でますます大切になってきているように思います。
営業でいえば、「お客さまに、言われてから動く」という待ちの営業と、「お客さまに提案することを通して、お客さまの本音を引き出す」営業では、お客さまからの信頼度は変わってきます。社内でも、指示を待つだけの人と、「こうさせてもらえませんか」、「こうしたいのですが」と切り出してくる人との信頼度は全く違いますね。ビジネスで、「受注」にばかり回っていると、どんどん厳しい価格競争に巻き込まれていきます。
以前、雑誌に掲載されたイニシアティブに関する論文を読んだことがあります。確かベル研究所での調査結果でした。「仕事で成果をあげるために一番大切なことは何ですか」という質問に対する回答が、実際に成果を上げている人と、そうでない人で、まったく違ったというのです。
仕事で、あまり成果を上げていない人たちは「プレゼンテーション」と答えた人が多く、成果を上げる人は、上司に上手にプレゼンテーションするからチャンスを掴んでいると考えていたそうです。
逆に実際に成果を上げている人たちの答えは「イニシアチブ」がトップで、「プレゼンテーション」は低い回答率しかなかったそうです。その後の追跡調査でも、成果を上げている人たちが「プレゼンテーション」上手とは限らなかったそうです。
アメリカ社会だから「プレゼンテーション」になったのでしょうが、日本だと「ゴマをする」とか「要領がいい」とかになるのかも知れません。「ゴマすり」と「要領」が評価されるような会社は、とてもじゃないけれど持ちません。いくつかの「伝統企業」が見事に証明してくれています。
一日一善ではありませんが、毎日、ひとつずつ自分で「問題」をたて、さまざまな思いを巡らしていくと、きっといい提案のアイデアが浮かんでくると思います。「言われたからする」ということばかり続けていると疲れてくるばかりか、やがてストレスが溜まってきますね。

今やっとインターネットにつながりました。アップロードします。

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