ライブドアが、報道部門を設置し独自のニュースコンテンツを提供するというニュース・リリースがあったことを「あざらしサラダ」さんのブログで知りました。参加型のメディアの実現をめざす面白い試みだと思います。
一方で、2ヶ月にわたって閉鎖状態になっていた共同通信の【署名で書く記者の「ニュース日記」】でしたが、ひさびさの投稿がありました。ご存じないかたもいらっしゃると思いますが、ライブドアの堀江社長に対して「個人攻撃ととれる表現」の記事が掲載されたことを端に、それを非難する膨大なコメントやトラックバックが投稿され、「2人で対応するのは物理的に不可能でした。沈黙を保ったことに関しておわびします」という状態になっていたわけです。ライブドアが近鉄バファローズを買収するという発表がある直前の出来事でした。
「ニュース日記」がほんとうに再開されるのかどうか分かりません。まだまだ及び腰という印象を受けます。ぜひインターネット時代ならではの報道の新しい可能性を追求していただきたいと願っています。
さて、片方はゼロからの出発で身軽なポータルサイト。一方は「失うもの」や「枠」があるという意識の強い伝統的メディア。どちらが読者にとって「魅力」ある報道を提供できるのかは見物です。「革新は周辺から起こる」という産業の歴史を絵に描いたような結末になるのでしょうか。
一方で、2ヶ月にわたって閉鎖状態になっていた共同通信の【署名で書く記者の「ニュース日記」】でしたが、ひさびさの投稿がありました。ご存じないかたもいらっしゃると思いますが、ライブドアの堀江社長に対して「個人攻撃ととれる表現」の記事が掲載されたことを端に、それを非難する膨大なコメントやトラックバックが投稿され、「2人で対応するのは物理的に不可能でした。沈黙を保ったことに関しておわびします」という状態になっていたわけです。ライブドアが近鉄バファローズを買収するという発表がある直前の出来事でした。
「ニュース日記」がほんとうに再開されるのかどうか分かりません。まだまだ及び腰という印象を受けます。ぜひインターネット時代ならではの報道の新しい可能性を追求していただきたいと願っています。
さて、片方はゼロからの出発で身軽なポータルサイト。一方は「失うもの」や「枠」があるという意識の強い伝統的メディア。どちらが読者にとって「魅力」ある報道を提供できるのかは見物です。「革新は周辺から起こる」という産業の歴史を絵に描いたような結末になるのでしょうか。
ライブドアの試みについては、「ネットは新聞を殺すのかblog」でジャーナリストの湯川さんが、さまざまな見方を展開されておられ参考になります。特にライブドアがどの程度成功するのかは、新聞と読者の距離をはかる指標になるという視点に興味を持ちました。
さて昨日『無線☆ちゃん』さんからいただいたコメントに乗せられて?(ごめんなさい)共同通信さんに一言申し上げます。社内でいろいろご意見があるようですが、「双方向」メディアを模索する試みについては期待し、また応援している方が多いことはお感じだと思います。だから、共同通信のほんとうの強みを活かした「双方向」を実現するためにはどうすればよいのかを、もっと踏み込んで社内で議論して頂きたいのです。『無線☆ちゃん』さんが書いておられることは、当然な視線だと思います。
「ニュース日記」はまだまだ小池編編集長と伊藤さんの個人ブログという色彩が濃いですが、共同通信として正面から取り組む値打ちはあると思いますね。
誰しも失敗はつきものです。特に新しい試みは失敗のリスクは大きいですね。ただ、コメントでも書かせて頂きましたが、志はいいとしても、社会人としてのマナーは守って欲しいのです。謝罪とも弁解ともとれるもって回った言い方でなく、素直に「ごめんなさい」といって欲しかったですね。ビジネスの現場で、お客さまに素直に「申し訳ございません」が言えないようでは失格です。たとえ、お客さまのわがままであっても「申し訳ございません」です。そこからお客さまとのコミュニケーションが始まってきます。そんな気持ちのよい「双方向」を目指してください。お願いします。
少なくとも、堀江社長は、ブログの障害にたいするクレームを書いたところ、きちんと謝罪されました。気持ちのいい対応です。怒りも静まります。
いずれにしても、以前「カトラーのマーケティング言論」さんが、太陽に向かって飛び立ち燃え尽きるイカロスの例えを出し、墜ちたイカロスを殺すなという警鐘を鳴らしていらっしゃいました。もう燃え尽きないでくださいね。また共同通信の皆さまは、イカロスを殺さないでくださいね。記事から窺えるのは、まず社内の壁を乗り越えることが大変そうです。しかし、木村剛さんはじめ、多くの人たちがエールを送っていることをエネルギーとして、社内をどんどん巻き込んで共同通信としての新しいチャレンジを広げてください。期待しています。
いすれにしても、ライブドアにしても、共同通信にしても、鍵は読者の目線にどう立てるか、また読者との距離をどう縮めていけるのかだと思います。
「一方通行」の限界を背負ったメディアの中にいらっしゃる記者の方々が、読者の目線にたつことは決して簡単ではないと思いますが、湯川さんがご指摘になっていらしゃるように「読者との距離が広がっていることにさえ気づかないようでは、既存マスコミが必ず勝つとは言い切れない」のです。
これもなにかの因縁でしょうが、ライブドアさんと共同通信さんの楽しい競争を期待します。協調でもいいですね。ぜひバトルではなく、読者との距離をどれだけ縮めるかというレースをお願いします。本当のライバルは、どんどん変化していく「お客さま」であり、「読者のひとたち」だと思います。
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ありがとうございます。
(^_^.)
また一般ユーザーも記者になれるという仕組みは、韓国のオーマイニュースを参考にするのだろう。ただオーマイニュースの成功の背景には、韓国の国民の新聞ジャーナリズムに対する不信感があるといわれる。日本の国民の間にも新聞に対する不信感は存在するものの、韓国ほどひどくないという統計をどこかで見たことがある。(時間があるときに探してみます)
不信感がそれほど高くないのであれば、ライブドアの市民記者になろうという人もそれほど多くはないだろうし、市民記者の書くニュースを読みたい人もそう多くないだろう。しかし逆の言い方をすれば、もしライブドアの市民ジャーナリズムに人気が集まるようなことがあれば、それだけ新聞に対する不信感が強まっているということになる。この試みで、新聞と読者の本当の距離を測れるかもしれない。
さて昨日『無線☆ちゃん』さんからいただいたコメントに乗せられて?(ごめんなさい)共同通信さんに一言申し上げます。社内でいろいろご意見があるようですが、「双方向」メディアを模索する試みについては期待し、また応援している方が多いことはお感じだと思います。だから、共同通信のほんとうの強みを活かした「双方向」を実現するためにはどうすればよいのかを、もっと踏み込んで社内で議論して頂きたいのです。『無線☆ちゃん』さんが書いておられることは、当然な視線だと思います。
コメントもトラックバックも閉じるなら、共同通信のサイトに帰ればいい。コメントは対処しきれなくなったら閉じればいいだけだ。トラックバックまで閉じるとはブログが何かがわかってなさすぎなのでは?と心配するより笑ってしまうよね。
「ニュース日記」はまだまだ小池編編集長と伊藤さんの個人ブログという色彩が濃いですが、共同通信として正面から取り組む値打ちはあると思いますね。
誰しも失敗はつきものです。特に新しい試みは失敗のリスクは大きいですね。ただ、コメントでも書かせて頂きましたが、志はいいとしても、社会人としてのマナーは守って欲しいのです。謝罪とも弁解ともとれるもって回った言い方でなく、素直に「ごめんなさい」といって欲しかったですね。ビジネスの現場で、お客さまに素直に「申し訳ございません」が言えないようでは失格です。たとえ、お客さまのわがままであっても「申し訳ございません」です。そこからお客さまとのコミュニケーションが始まってきます。そんな気持ちのよい「双方向」を目指してください。お願いします。
少なくとも、堀江社長は、ブログの障害にたいするクレームを書いたところ、きちんと謝罪されました。気持ちのいい対応です。怒りも静まります。
いずれにしても、以前「カトラーのマーケティング言論」さんが、太陽に向かって飛び立ち燃え尽きるイカロスの例えを出し、墜ちたイカロスを殺すなという警鐘を鳴らしていらっしゃいました。もう燃え尽きないでくださいね。また共同通信の皆さまは、イカロスを殺さないでくださいね。記事から窺えるのは、まず社内の壁を乗り越えることが大変そうです。しかし、木村剛さんはじめ、多くの人たちがエールを送っていることをエネルギーとして、社内をどんどん巻き込んで共同通信としての新しいチャレンジを広げてください。期待しています。
いすれにしても、ライブドアにしても、共同通信にしても、鍵は読者の目線にどう立てるか、また読者との距離をどう縮めていけるのかだと思います。
「一方通行」の限界を背負ったメディアの中にいらっしゃる記者の方々が、読者の目線にたつことは決して簡単ではないと思いますが、湯川さんがご指摘になっていらしゃるように「読者との距離が広がっていることにさえ気づかないようでは、既存マスコミが必ず勝つとは言い切れない」のです。
これもなにかの因縁でしょうが、ライブドアさんと共同通信さんの楽しい競争を期待します。協調でもいいですね。ぜひバトルではなく、読者との距離をどれだけ縮めるかというレースをお願いします。本当のライバルは、どんどん変化していく「お客さま」であり、「読者のひとたち」だと思います。
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