森友学園問題は大阪のイメージを下げつづけていますが、それを爽やかに晴らしてくれそうなのが高校野球決勝です。なんと大阪対決となりました。

さて、森友学園問題ですが、なんとしてでも政権や大阪の維新にダメージを与えようと共産党が勢いづいています。政局にもちこもうとする戦術は共産党の立ち位置としては理にかなっています。支持者拡大のチャンスと、地元ではビラ配りにも精を出しています。

与党自民党は防戦一方で問題をウヤムヤのまま終息させたい意図が見えすぎ、じわじわと信頼を失っていくのでしょうが、民進党はいつものように、どう攻めたいのかの戦略がないままに漂流し、与党以上に水没して行く様子は気の毒でなりません。

ただ、小林よしのりさんが保守の劣化と言われているように、右巻き脳が生みだした、いかがわしさ、また怪しさが浮きあがってきたことは健全なことです。

森友学園をめぐっては関西特有の深い闇がからんでいそうで、核心のところは闇に葬られていくのでしょう。

ところで、この事案でもともと良くない大阪のイメージがさらに下がった、しかも豊中は実は関西ではイメージのいい、どちらかといえばブランドの地域ですが、ずいぶんこの件で足が引っ張られたように感じます。

さてそんな劣化した大阪や豊中のイメージに爽やかな風を送りこんでくれているのが高校野球です。なんと履正社と大阪桐蔭での大阪同士での決勝となりました。

しかも、履正社の立地は服部緑地公園の近くで、問題となった小学校と環境はかなり違いますが、同じ豊中です。その履正社の野球部は、他の強豪校とはかなり違った特徴があるようです。

高校野球好きに昨日教えてもらったのですが、履正社の野球部には、専用グラウンドはあるけれど、多くの強豪高とは違って、寮がなく、全員が自宅から通っているのだそうです。地元のチームという色彩が濃く、しかも選手の自主性を重んじているとか。

それを象徴するのが、注目の安田選手です。マスコミ的には、通算本塁打数が80本に迫った早実の清宮君のほうにどうしても注目が集まるのですが、履正社の3番安田尚憲内野手も50本を打つ超高校級の選手です。

安田君の実家は、オフィスからすぐ近い豊津で、小学校も中学校も地元で育って、地元の履正社で活躍しているので好感が持て応援したくなります。

決勝は1日に延期になったそうですが、大阪対決に熱い視線をお願いいたします。

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