背割の堤

京都府の八幡市といえば、昨年本殿など10棟が国宝に指定された岩清水八幡宮が名所ですが、知られているといえば、エジソンが八幡男山の竹をつかって電球を実用化したこととか、安藤広重の「東海道五十三次」にも描かれている走井餅が名物だというぐらいでしょうか。
エジソンの白熱電球/知られざるエジソンの素顔
背割の堤

ところがいつ頃からでしょうか、木津川と宇治川を分ける背割堤の桜に人気が高まってきました。かつて車で10分ぐらいのところに住んでいましたが、今ほどの人気はなかったように思います。

しかし、今や遠い他府県からも、また海外からも人が集まってくる桜の名所になっています。その背割の堤の桜を見に行ってきました。ほんとうに見事といえるほどに育っている樹に桜が満開に咲いていました。

言葉から韓国からこられたと思える数組のカップルがウェディングドレスを着て、プロのカメラマンに写真を撮ってもらっている光景に出会いましたが、そちらも日本がアジアのブランド観光地になってきたことを象徴するようなシーンなのでしょうか。

背割の堤


背割の堤