まだ、お若くジャーナリストとして今後も活躍が期待されていた竹田圭吾さんと重なるように、私と同じ世代のデビッド・ボウイの訃報がニュースに流れていました。
デビッド・ボウイの熱いファンだというほどではないにしても、世の中を一世風靡した「レッツ・ダンス」が流れれば、しばらくは頭のなかを曲がリフレインされてしまいます。

おふたりのご冥福を心からお祈り申し上げます。
さてデビッド・ボウイですが、ほんとうに元祖かどうは別にして、デビッド・ボウイは、グラムロック、いわゆるヴィジュアル系アーティストとして異彩をはなっていました。それまでのヒッピー文化に代表される自然回帰の流れ、ベトナム反戦で全世界に広がった学生運動の退潮とともに変化した時代の空気を象徴するアーティストのひとりでした。

ちなみに、全共闘運動については、マスコミが報道し、今多くの人がイメージしているのは衰退期の運動です。1960年安保以降停滞し壊滅状態に陥っていた学生運動が再び燃え広がったのはベトナム反戦でした。その頃の時代の雰囲気を代表するのが、アメリカでは、ヒッピー文化やウッドストックだったのでしょうし、日本ではフォークソングでした。そしてが学生運動の退潮とともに、時代の空気も大きく変わっていったのです。

デビッド・ボウイの音楽はあまり聴かないという人でも、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』の捕虜のイギリス人将校を演じたデビッド・ボウイはご存知だという方は少なくないはずです。



それはさておき、デビッド・ボウイの魅力をもっとも感じ、レコードで聴いたときに鳥肌が立ったのは、フランスのジャック・ブレルの曲をカバーした「アムステルダム」でした。
オランダのアムステルダムの港町の荒くれの水夫たちの亡霊を歌った曲ですが、いかにも人間臭く、哀愁に満ちた世界を歌い上げる表現力に引きこまれた一曲でした。いまでも時々LPアルバムで聴いています。

デビット・ボウイを追悼して、その「アムステルダム」のYoutubeの動画を掲載しておきます。ぜひ聴いていただければと思います。

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