日本ではサムスンが、ギャラクシーS6、S6エッジでは、わざわざSAMSUNGのブランドロゴを消して売りだしましたが、LG電子もLGのロゴタイプなしのスマートフォンを日本に投入するそうです。しかしなにか意味あるのかと訝ってしまいます。
サムスンに続き、LG電子も“ロゴなし”スマホを日本市場に投入・・韓国ネットは「日本攻略が成功したらすごい」「姑息なことはやめろ」|FOCUS-ASIA.COM -

サムスンのロゴタイプを使わずに、ギャラクシーS6、S6エッジが売れたかというと、もう悲惨な状態になっています。GFKの各キャリア別の売れ筋ランキングベスト10からは姿が消え、BNCランキングで6月1日〜7日の結果を調べてみると、キャラクシーS6が前週の35位からランクダウンして42位、S6エッジにいたってはなんと56位です。
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わざわざサムスン隠しをやって、あれだけCMを流し、先進性を訴えたギャラクシーエッジですが、ディスプレイの湾曲になにの意味があるのかが伝わらず、日本のユーザーのデザインの嗜好傾向からすれば、単なるキワモノでしかなく、目新しい技術が好きな一部のユーザーに一巡してしまえば売れなくなって当然です。
 これで日本のスマートフォン市場からは、サムスン撤退も確定という感じでしょうか。

一部のメディアで、海外ではギャラクシーS6、S6エッジがギャラクシーS5を上回る販売台数で好調だと伝えられています。しかしサムスンのシェアを落とすひとつの原因となった不発S5と比較してもなんだかなあと思います。あくまでiPhone6、6Plusを超えるという戦略的使命を担う製品だったはずなのですから。
「Galaxy S6」の販売好調、Galaxy S5の実績上回る 日経トレンディネット

一方のLG電子は健闘しています。Googleとの共同開発のネクサス5は、BCNランキングでは前週の第11位から第6位にランクアップしてきています。LGというよりはGoogleとして見られているということでしょうか。

 しかしいくらロゴタイプを隠したところで、韓国企業の製品であることはわかるわけで、朴槿恵政権が日本に対する執拗な敵対外交を続けるかぎり、もう韓国にはほとほと嫌気がさしている日本の消費者にとってはそんな姑息なことをしても同じことじゃないかとなります。国家の間違った政策で背負ってしまったそのハンディを乗り越えるのためには、ギャラクシーS6エッジのような技術サイドの自己満足ではなく、消費者が新しい意味や体験を感じる独創的な 価値を生み出すしかないのではと思います。


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