
スマートフォンは、ソフトバンクはiPhone、auはシャープの新型スマートフォン、NTTドコモは、XperiaとサムスンGalaxyの二頭立てで競うあうことになってくると思いますが、今日の日経に「日本製ケータイがなくなる日」というセンセーショナルなタイトルの記事がありました。
世界から見れば、日本の特殊な携帯が残ったいわば最後の楽園が日本市場でしたが、それも販売台数が減少してきており、スマートフォンへの買い替えを促進しなければ、市場はどんどん先細りしていきます。
「日本製ケータイがなくなる日」
スマートフォンだけでなく、タブレットPCの発表も相次いでおり、いよいよ市場がホットになりそうです。先行するiPadの今のところの対抗本命馬であるサムスンのGalaxyだけでなく、東芝のFOLIO100、シャープのガラパゴスなどのアンドロイドOS搭載機が発表されており、日本でももうすぐ登場してきます。デルも画面が5インチのSTREAKに、7インチ画面の機種を追加するとか。予想どおり、アンドロイドOS搭載機が次々とでてきます。
さらに、ブラックベリーでスマートフォン市場の首位にあるカナダのRIMも独自OSのタブレットPCを発表し、アップルの株価も下がったという記事もでていました。
この市場では影の薄いマイクロソフトですが、タブレットPCむけのOSを開発しないと限られた用途に限定されてしまいます。オンキョーのようなやりかたもありだとは思いますが。
なぜ、Androidでなく「Windows 7」なのか──オンキヨーのタブレットPC製品戦略
ところで、成熟してきた感のあるノートパソコンですが、原稿を書くのに調べてみて驚いたことがあります。価格comに登録されているノートパソコンで、12ヶ月以内に発売された機種を検索すると、どれぐらいがヒットしたと思われますか。
なんと1,520機種。6ヶ月以内でも、731機種でした。
もちろん細かな仕様違いで機種数が増えているとしても過剰な印象を受けます。アクセサリーとしてバリエーションが求められる腕時計でも、過去12ヶ月以内に発売されたものは728件で、6ヶ月以内なら、384件でした。ちなみに液晶テレビは12ヶ月以内発売の条件で、568機種がヒットしました。これも過剰だと感じます。
家電店の棚取りをめぐる競争があり、新製品効果が長続きせず、競争下落に歯止めがからない、だから新製品を出して、売り場をキープし、価格下落に歯止めをかけるという、いわば自転車操業の状態なのでしょう。それは消耗戦そのものです。
それと比べると、まだタブレットPCは、ハードやユーザーインターフェイスなどの技術での差別化、あるいはアプリや書籍を流通させるプラットフォームの差などで違いを出していくことができそうです。
またマイクロソフトに依存する市場からの脱却ができます。タブレットPCは、案外日本のメーカーの救いになるかもしれません。いや期待したいところです。
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