ついにａｕがandoroid携帯とブランド再構築で反撃へ。

携帯電話は、ソフトバンクがiPhone4のヒット、またiPadで契約数を伸ばし、８月の累計契約数でシェアが２０％を超えました。その勢いに押され、ドコモは２０１０年２月にシェアが５０％を切り、毎月のように下降傾向にありますが、ａｕも２００８年４月の２９．３％をピークにじりじりとシェアを落とし、２０１０年８月には２８.１％となりました。ソフトバンクがひたひたと迫り、射程距離に入るのも時間の問題かと感じさせますが、ＫＤＤＩの社内も危機感があるはずです。

スマートフォンで、ＱＷＥＲＴＹのキーボードにこだわり失敗し、すっかり話題から取り残された感のあるａｕですが、１２月に経営陣の新体制が始まるのを機に、ブランドの再構築と、新しいandroid携帯で反撃を開始するようです。２０１２年の電波帯の再変にむけた引越し準備で設備投資が重なるなか、思い切った舵切りとブランド再構築への投資がどの程度されるのかが注目されます。
ＫＤＤＩ脱皮　ブランド再興　１２月新体制「ａｕ」てこ入れ

そのａｕがandoroid携帯で、Twitterを使った面白い展開をはじめています。まだ具体的な新しいスマートフォンの概要は発表されていませんが、ａｕのホームページに「未来へ行くなら、アンドロイドを待て」というページをつくり、ティザー広告をはじめています。また、「Twitterでつながる、ぼくらのパレード　IS　Parade」というTwitterのしかけも行っています。
android au

TwitterのIDで入り、キーワードをいれれば、自分が先頭になって、そのキーワードでつぶやいた人たちがその後に続いてくるというものですが、百聞は一見にしかずで、試してみてください。
IS　Parade


また注目されるのは、ａｕの新しいシャープ製のスマートフォンと思われる画像がTwitterに流れていることです。おそらく正式発表前に意図的に流したのではないかと推察されますが、渇望状態にあるａｕユーザーに話題と期待をつくり、iPhoneへの流出を止めておきたいということだと思います。オサイフケータイ、9.6メガCCD、さらにワンセグとくれば、いよいよａｕもシャープも本気だなと感じさせられます。
au向けAndroid端末「IS03」と見られる写真流出。3.5インチ、9.6メガCCDカメラ、ワンセグ、おサイフケータイ搭載か？


さて、ブランドの再構築は、どのようになるのでしょうか。最近ショップのａｕの看板がずいぶん古く感じるようになってきているだけに、デザインを売りにしてきたａｕとはイメージギャップが起こってきているように感じているので、お手並みを拝見というところでしょうか。


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