丹波篠山は城下町であり、いまもその面影を残す古い建物も残っています。東京の「青山」は、その一帯を徳川家康が青山忠成に与えたことから名が付いたのですが、その青山家が篠山城の第10代から第14代城主でした。
もうすぐ丹波篠山は、丹波黒豆、栗、山芋、松茸などの秋の味覚のシーズンとなり、観光に訪れる人で賑わいます。さらに冬になると、たくさんある「ぼたん鍋」の専門店にも人が集まります。猪肉も、鮮度の良い手切りのものも売っています。また丹波篠山は、丹波杜氏でも有名で、いまでも全国の酒蔵で多くの杜氏さんが活躍されています。丹波杜氏酒造記念館に訪れると、運がよければ杜氏さんに館内を案内してもらえ、酒造りのお話を伺うこともできます。
そんな観光地丹波篠山にプロダクト・デザイナーの喜多俊之さんがプロデュースしたギャラリーがあると聞いて、さっそく行ってきました。古い民家を再生した もので、センスの良いギャラリーで、ガラスや陶器などの作品が得られており、また坪庭の奥のカフェでは、お菓子やお茶、コーヒーを楽しめます。
国際舞台で活躍されてきた日本を代表するプロダクト・デザイナー喜多俊之さんの、なかなか粋なプロデュースです。
地場産業+デザイン
著者:喜多 俊之
販売元:学芸出版社
発売日:2009-07-24
おすすめ度:
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場所は、市立歴史美術館の向かいの角で、便利なところですが、昨日はさすがに残暑が厳しく、通りも人がいつもよりも少なく、ギャラリーも空いていました。
近くには、旧篠山町役場を活用した大正ロマン館もありますが、篠山ギャラリーKITA'Sのほうが落ち着いたひとときを過ごせるものと思います。
篠山ギャラリーKITA'S
こちらの記事にも詳しく書かれています。ご参考までに。
工業デザイナー、喜多俊之さんが兵庫県篠山市にギャラリー 「日本の伝統工芸を世界へ」
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