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マクドナルドは、「ジューシーチキンセレクト」の投入もあって、7月の既存店売上げ高は前年比で9.8%増と好調を取り戻しましたが、3月から6月まではちょっと伸び悩んでいました。

あの牛丼の激しい価格戦争の煽りを食ったのではないかと言われていますが、あながち外れてはいないように感じます。

競争は境界を超えて起こっています。ケンタッキーもチキンメニューでは、マクドナルドのライバルでしょうし、競争は同じハンバーガーの業界の中で起こっているとは限らず複雑です。

ところで、オフィスの近くにマクドナルドの研修センターがあり、それぞれのフランチャイズ店からたくさん研修生がやってきます。

もちろんマクドナルドでランチをとっている研修生の人もいますが、かなりの人がマクドナルドではなく、集団でランチを買いにでかける姿が目立っています。その行き先は、どこだと思われますか。近くのコンビニです。

つまり、コンビニもマクドナルドのライバルだということでしょう。というか、世の中の人のランチの購入先として、もっとも多いのは、外食チェーンではなく、実はコンビニなのです。マクドナルドもコンビニにはまだ勝てていないということかもしれません。

よく社員の人が自社の商品やブランドを買わなくなったら危ないといわれます。逆に良くも悪くも、内情をよく知っている社員の人がすすんで買うようだとその商品やブランドには魅力があるということです。

北海道にあるコンビニは、本社にいる社員の人が、ほとんど全員、毎日近くの自社のお店でランチを買って食べているそうです。愛社精神というよりは、安くて美味しいというのがその理由だそうです。

そのコンビニは、店内調理であつあつ出来立てのメニューを出しているのですが、それを模倣したようなサービスを展開しはじめたコンビニがあります。それは歓迎だと思って、試しに行って、焼きそばを頼んだら、出てきたものは、なんと冷めていて、出来立て、アツアツとは、名ばかりだと感じたことがありました。

マクドナルドも、研修生全員が自店でランチを買うようなメニューを揃えることができれば、もっと競争力がつくのかもしれません。コンビニも、スーパーも自社の社員が毎日食べたくなるランチを売れば、もっと利用が増えるのではないでしょうか。

まずは上の人から、新商品の評価のときだけでなく、毎日、自社のお店でランチを買って食べればどうでしょう。きっと満足できないはずです。もっと美味しいもの、飽きない品ぞろえをしないといけないと思うはずですね。

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