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昨日は大阪の環境ビジネス起業セミナーが無事終り、福岡と合わせ二会場で、起業をめざす人たちと交流することができました。すぐにでも事業化できそうなものもありましたが、参加した人たちのアイデアも面白く、あっという間に一日が過ぎた感じがします。環境ビジネスと言っても、地球温暖化問題、バイオマス、農業、林業の再生などテーマは幅広いこともあって、異なる発想がであえる交流の場にもなったのではないでしょうか。

環境ビジネスは、社会的な期待は大きいとしても、初期のネットビジネスのように、まず需要が生まれ、最初から仕事があったというのとは異なり、自ら市場を創造していかなければなりません。ビジネス化のハードルが高いということも事実です。ただ、環境の切り口を加えて、顧客の潜在ニーズを引き出せれば、事業化の可能性も一挙に高まります。たとえば、環境対策を行うことで、不動産価値があがるということがあれば、そこにビジネスチャンスが広がります。
環境ビジネスにこそ、マーケティングの視点や発想が必要だということをあらためて感じました。まずは小さくとも、さまざまなビジネスが創発され、ひとつひとつ成功していくことを期待したいところです。

情報通信と環境は、日本の成長戦略にとっても鍵となってくることは間違いなく、国がリードできることもあります。国も、施設をつくるのではなく、市場を生み出すというマーケティングの視点が必要であり、またその責任を負っています。

例えば、日本の寒冷地にクラウドの拠点をつくれば、ITのグリーン化が効率的に行えます。サーバーを稼働するというのは、ストーブを焚いているようなもので、それを冷却する必要があり、消費電力が大きいのです。クラウドは、エアコンの省エネが環境対策の鍵になります。しかし、問題は、そのクラウドの利活用です。環境を考えた設備をつくるというだけでは、また箱物行政に終わってしまいます。そこには、市場を生み出し、利活用を広げるという発想が必要になってくるということです。
それを民間にまかせるだけでは進みません。医療、行政の業務などの標準化を行い、プラットフォームをそのクラウドに置けば、一挙に利活用が広がり、環境革命と情報通信革命の相乗効果と、経済効果を追求できるのですが、それを実現するには、政治の強いリーダーシップが必要であることはいうまでもありません。

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