

先週、津山出身の方から、岡山県美咲町大垪和(おおはが)西の棚田は一見の価値があると教えてもらっていたのですが、ちょうど田植えの時期であり、良いタイミングだと思って行ってきました。棚田百選にも入っているところです。
美咲町観光案内
現地で撮影に来ていた人と、どちらからということもなく挨拶して声をかけあうと、ここは夕暮れ時の風景が最高だということでした。しかし、着いたのは昼過ぎ、日没は7時半頃なので、ちょっと帰りが遅くなるので迷ったのですが、美咲町には他にも棚田百選に入っているところがあり、そちらにも足を伸ばして時間を過ごすことにして、車を走らせたのですが、道中には、人が住んでいない家が何軒もあって、過疎化の流れを痛感させられました。棚田はひとつひとつが狭いので維持するのも大変なのでしょう。もちろん棚田でも、田植機を使っているのですが、いまだに手で田植えする姿もありました。

棚田は、生産の効率は低いでしょうが、日本の美しい風景としての価値を感じます。また美咲町棚田で獲れたお米で炊いたごはんと、地元の玉子でいただいシンプルな「たまごかけごはん」は実に美味しく、残したい伝統のひとつです。
5月30日には、この美咲町大垪和(おおはが)西の棚田公園で、イベントがあるようですが、大阪からは車で2時間半ぐらいなので、日帰りでも、近くの宿泊施設か温泉で一泊旅行というのもいいかもしれません。
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と言っても、従来の「観光資源」という発想ではなく、その地域生活を含めた視点ですが・・・。
日本の行政は、縦割り過ぎてこのような地域の観光資源を考えるとなると、イロイロな省庁が口を出してきて難しいのでしょうね。