昨夜は、Ustreamを使った、ソフトバンクの孫社長とジャーナリストの佐々木さんの「光の道」に関する熱い対談を見ていたのですが、なんと14万人を超える総視聴者数が表示されていました。その後に録画を見た人もいるようで、今日確認すると、およそ26万人と表示されていました。
夕刻8時から始まり。終わったのも深夜1時。なんと5時間にわたる対談でしたが、それが短く感じられました。それほど中味が充実したということでしょう。
「光の道」(Ustream)
なにせ長い対談なので、忙しい方はTAROSITE.NETを主宰されている松村太郎さんが議論の経過を中継ログとしてまとめてくださっているのでそちらをご覧ください。松村さんほんとうにありがとうございます。
光の道 テキスト中継ログ #hikari_road
この対談は、孫社長の税金投入ゼロで、離島にいたるまで光ファイバーで日本中をつなぐことができるという提案に、ジャーナリストの佐々木さんが、ブロードバンド環境というインフラの問題ではなく、インターネットの利活用が進まないことこそ本質的な問題だと異を唱えたことがきっかけとなり、そのお二人のツイッターでのやりとりから実現されたものです。
昨日のポイントは、孫社長の税金投入で光ファイバーを全戸の内壁まで通せるというプランは、NTTの再編、光回線を売るアクセス会社と、接続サービスを売るNTTの分離が条件となりますが、昨日は、孫社長からNTTの発表しているデータを使って、その根拠が示されたことです。
また、池田信夫先生が代表的だと思いますが、光回線ではなく、電波のほうが重要だ、光回線で全戸をつなぐことは、第二の道路公団になりかねず、危険だという主張に対して、電波は資源が限られており、電波利用を最大限広げ、さらに技術革新が進んだとしても、やはり光回線のインフラを整えなければ、増え続けるトラフィック量に対応できず、どちらも重要だというのが孫社長の考えです。
つまり、「光の道」か「電波の道」かということではなく、「光の道」も「電波の道」も広げないと対応できなくなるということでした。
メタルの回線は、もう古く維持コストが高いために、すべて,光に置き換えるほうが結局は安くつくということが数字で示され、しかもそのほうがNTTとしては利益も増えるという主張ですから、もし本当に実現性があるのなら、反対する理由はありません。だから、今度はNTTが、この提案にボールを投げ返す番です。NTTにも今回のようにオープンにやってもらいたいものです。
情報通信革命は、たんにネットがどうなるか、またどう普及させるかという小さな問題ではなく、産業も社会も、暮らしも、つまり文明が大きく変わる原動力となるので、それを促進するためには、国民的議論、また国民的な理解が広がらなければなりません。だからNTTにはカウンター提案を行う義務があると感じます。
また利活用をいかに促進するか、日本ではなぜ利活用が進まないのかという議論も、佐々木さんの提示されてきた3つの層(レイヤー)で整理するとわかりやすく、議論が弾んだように思います。
つまり、情報通信革命を進めるためには、映像やテキスト、またアプリケーションというコンテンツの領域、そういったコンテンツにアクセスでき、利用できるようにするしくみプラットフォームの領域、そしてそれらを支えるインフラとしての「光の道」や「電波の道」のいずれもが整わないと、あるいは、相乗効果を追求しないと情報通信革命は進まないということです。
書きはじめるとキリがありませんが、昨夜の孫社長、また佐々木さん、そらのさんはじめ、中継を支えていた人達には感謝したいし、心からエールを送りたいと思います。
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> ソフトバンク自身が最優先でやるべき設備投資を遅々として行っていない状況では説得力がまったくありません。
その問題は、この対談のなかで説明があります。そちらのほうを確認してから、書き込んでください。設備投資だけの問題だけでなく、周波数帯の問題もあるというのは事実でしょう。