
今日の日経に面白い記事がありました。日経はネット記事は有料なので、リンクしてもまともに読めないので、かいつまんで紹介すると、所有率では当然先行しているiPhoneが勝っているものの、直近の販売数量、つまり瞬間風速では、グーグルのOSアンドロイドを搭載したスマートフォンが、iphoneを上回る売上になってきているといいます。米調査会社NPDによる結果をうけたものです。そういえばXperiaの売れゆきも好調だといいますね。
そういう状況は歓迎です。アップルが独占的に支配する限り、日本が参加できるのは、iPhoneやiPadに向けたアプリを売るか、国内のiphone販売と、その通信費を稼ぐぐらいです。
ビジネスのゲームに参加していると言えば参加しているのでしょうが、ビジネスの主導権は握られたままです。アンドロイドなら、まだ日本のメーカーやキャリアがこのゲームにより有利なカタチで参加する余地はあるのではないでしょうか。
HPが買収したパームのOSも含めて、三つどもえ、さらにマイクロソフトも含めて競争のるつぼに入ってくれれば、さらに面白いことになりそうです。
そうなるとOSのポジションは相対的なものになります。OSは選択できることになり、競争の争点は違うところに移ってきます。
アップル帝国、つまりOSも支配され、機器も握られ、アプリなどを供給するプラットフォームも押さえられてしまうと、、あとは、その周辺部の小さな市場でしか出番はありません。
確かに、カリスマであるジョブスが描く世界のすばらしさはよく分かります。しかし、素直には受け取れません。
オリンピックやワールドカップだけでなく、ビジネスでの国際競争もがんばって欲しいし、OSの世界が独占的でなくなれば、日本も勝ちようがあるのではないかという希望もわいてきます。
日本の開発現場も、経営者も夢を捨てず、そんな好機をしっかり捉えて欲しいと願うばかりです。
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