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現実に悲観するときに、あるべき理想を掲げ、変革をめざす高い目標を生み出します。しかし現実を悲観しすぎると、将来に向けて何かをしようという気持ちを失います。
現実を楽観するときには、現実の維持を求めようとし、現実をより確かなものとするための改善をめざす目標が生まれてきます。しかし現実を楽観しすぎると、現実に埋没して新しい発想はなかなか生まれてきません。

高い目標に立ち向かうときに、それはかならず実現できるという楽観主義が勇気を生み、困難にチャレンジしようとする心を支えてくれます。
しかし、理想の実現に楽観的でありすぎると、思わぬ落とし穴が待ち受けているのが常です。
理想から生まれた高い目標を実現しようとするとき、その実現を疑うことで、なにがその実現を阻むのか、なにが課題なのかも見えてきます。さらに高い目標も、現実的な解決、現実的な行動がなければ実現することはできません。

私たちは、理想と現実の狭間にいて、理想主義と現実主義、そして楽観主義と悲観主義のバランスを取りながら生きています。どの立場が良いかということではなく、それぞれの立場に立ったときに、なにが見えてくるか、また状況に応じて、どのポジションを取ったほうが良いのかを見いだすことのほうが、きっと大切なのだと思います。

理想現実楽観悲観
本年は、ビジネスの現場で、さまざまな変革が求められてくる一年になるかと思いますが、なにか壁を感じたときに、この4つの視点からできるそれぞれの立場から見て、なにが課題なのかを読み解くことを試みてはいかがでしょうか。

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