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マクドナルドがこの間に意図がよくわからないプロモーションを行い、6月に対前年割れを起こしてしまったことは先日書きました。対前年割れはプロモーションのせいだけではありませんが、直接成果に結びつかないプロモーションを展開しているゆとりはなかったはずです。少々、時代の空気を見誤っていたということかもしれません。
ファーストフードにはファーストコミュニケーションがよく似合いそう

マス広告と連動したところで、プロモーションで実質的な価値や魅力が得られなければ、お客さまが動いてくれるという時代ではありません。もし効果があげることができるなら、マス広告が大幅に減少し、マスメディアの経営が悪化するという状態は起こっていませんね。

日本フランチャイズ協会が6月のコンビニの売上を発表していましたが、全店売上はかろうじて前年維持したものの、既存店では−2.3%という厳しい結果でした。客数は増えたのですが、客単価が既存店で−4.8%と大きく減少したことが響いています。さらに7月は関東8県の巨大市場でタスポ効果がなくなります。ついに勝ち組であったコンビニまで、この不況の影響がではじめたということでしょう。それほど市場は厳しくなってきたということです。

マクドナルドは、価格に対してシヴィアな風が吹いてきた中で、クオーターパウンダーの需要も一巡し、客単価アップの切り札がなくなった状態をむかえていたわけです。そんな時期は客単価アップを狙うことはそう簡単ではなく、まずは客数を上げるためのマーケティングに回帰するというのが正攻法だと思いますが、マクドナルドさん、思い切ったことをやってくれるようです。

Yahooニュースで、24日から30日の間、コーヒー無料キャンペーンを行うことが発表されていました。無料というのは気前がいいなとも思いますが、それこそファストコミュニケーションであり、さすがに舵を切るのが早いと感心します。この企画はまずは関東からだということです。残念ながら、全国にいつ広げるのかはまだ発表されていません。成果を見てからということでしょうか。
100万杯を0円で! マック、コーヒーを無料に

ところで、朝のマックと言うことでは、地方や郊外の朝のマクドナルドは、首都圏のお店とはまたお客さまが違いますね。工事現場に向かう人たち、車で朝早くから営業車ででかける人たちが朝食を取り、その後は、定年退職したような年配の人たちが新聞を広げ、コーヒーを楽しむ場になっています。
コーヒー一杯120円でお代わりも無料でしてもらえる。マクドナルドは、実に安い価格で過ごせる場を高齢者の人達に提供しているのです。
子供を取り込むことも大切でしょうが、これからの時代、人口構成を考えても、ファーストフードにとって、そういった高齢のお客さまを広げていくことも重要でしょうね。
ところでそういった年配の人たちにとっては、コーヒーが無料になったら居心地が悪くならないかとちょっと気になるところです。


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