誰が考えてもおそらく想定されたことではないでしょうか。グーグルが電子書籍販売を計画しているというニュースが流れています。
Preparing to Sell E-Books, Google Takes on Amazon (ニューヨーク・タイムス)
「Googleが電子書籍販売」:Amazon.comや出版社への影響は?(Wired Vision)
ついこの前、アマゾンが電子書籍リーダーKindleを発売し、好調な滑り出しをしているということでしたが、なかなか手強いライバルが登場することになります。今年の3月から、米ソニーの「e-book」で、グーグルから50万書籍の無料閲覧可能になりましたが、その布石であったということかもしれません。SONYも独自で電子書籍を売るビジネスはあきらめたように感じますが、グーグルとコラボレーションすれば、書籍リーダーの技術や製品は生かせます。
米ソニー「e-book」、グーグルから50万書籍の無料閲覧可能に
先日ご紹介した佐々木さんの「 ひと月15万字書く私の方法」では、書籍をスキャナーで取り込んで、Evernoteで整理していくということですが、電子書籍が普及してくれば、そのまま取り込んでいくことも可能になってくるのでないでしょうか。まことに便利です。
もしグーグルとアマゾンの激突となれば、アマゾンはkindleとiPhoneで読むということですが、やはりPCとモバイル両方で読めるほうが便利です。
またリーダーという機器の問題よりは、どれだけ書籍の品揃えができるかのほうが鍵になってくると思えますが、ゴーグルほうは、出版社が自ら値づけできるようで、出版業者の利用ではグーグルが有利かもしれません。
まあ本当にグーグルが電子書籍販売に踏み切るかどうか、まだ正式には発表されていないのでわかりませんが、しかし、じわじわと紙から電子書籍へという流れができてくるのでしょうね。
日本では、印刷から、書籍販売の小売りまで、M&Aなどによって積極的に垂直統合を進めている大日本印刷ですが、電子書籍が一般化すれば、ビジネスモデルの根拠が崩れてしまいそうです。
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以前、河出書房から本を出した人に対しては、googleと出版社の間の権利関係の交渉についての説明文書が届いているようです。というか、読んだのですが、著作権を持っていても売れない本の著者にとっては、「夢のような話」みたいですが、「まだまだ売れる本」については、出版社の権利がなくなるので賛成できない、というような内容でした。
河出としては、「長いものに巻かれる」式の交渉になるが、「賛成するかもしれないが、反対するかもしれない」というような、よくわからない内容でした。
版権と著作権と絡んだ大手出版社の態度次第かもしれませんね。