昨日のコンビニの客層の高齢化については、SOTAさんから頂いたコメントのように、コンビニ文化で育った世代が大人になったという点も大きいのかも知れません。
さて、二日続けてのコンビニの話となってしまいますが、今日の日経一面は、セブンはPBの世界展開、ローソンはam/pmの買収が白紙にという両社の明暗を分ける記事が並んでいました。
セブン&アイ、コンビニPBを世界展開 原料を一括調達
ローソンのam/pm買収が白紙に 店名巡り交渉決裂
偶然なのか、ローソンのam/pm買収が暗礁に乗り上げたことを知って、セブン側が情報を流してきたのか、あるいはたんに日経側の都合なのか、いずれにしてもイメージの明暗を分ける情報戦みたいだなとふっと感じてしまいました。
am/pmの買収が破綻したのも、商標権をもつエーエムピーエム・インターナショナル社が、ロイヤリティ収入を確保したいために、千店中七百店でam/pmの店名を残せと求めたからですが、am/pmは、ただでさえ、都心の高い賃料を抱えた店舗が多く、さらにロイヤリティを支払うとなると、その先買い手が見つかるのかちょっと不透明になってきました。
さて、片方のセブンですが、海外の店舗を含めた世界規模の原材料調達を進め、PB強化をはかるということです。いよいよ日本も欧米のように、パッケージ商品としては、PBがもっとも成長性が高く、なおかつ販売規模の大きなブランドとなる時代が近づいてきているのでしょうか。
海外から比べると価格の高い分野がいまだに数多く残っている限り、より低価格で販売するPBを開発するという動きは止まらないでしょうし、トップブランドと二番手のシェア合計が、クープマンの目標値として知られる独占的市場シェア73.9%を超え、強いブランド同士が競争しあっていること自体が参入障壁となるような分野、たとえばビール市場のようなカテゴリーはそう多くなく、まだまだPBを展開するチャンスはあります。
日本も欧米が辿ってきた道を歩むとすると、やがて消費財のブランド地図も塗り替えられていく時代となるということでしょうか。
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