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三菱自動車と富士重工業が軽自動車ベースの電気自動車をこの夏に発売すると発表しています。
【技術フロンティア】初の量販モデル、発車

1回の充電で80km連続走行できるそうなので、自治体向けとか、都心部向けの営業車とかの用途としては実用範囲にあると思いますが、問題は価格です。販売価格が軽自動車ベースにもかかわらず、グリーン税制による取得税と重量税が免除されても250万円もするそうです。やはり電池がボトルネックとなっており、コストの半分を占め、電池重量もなんと200キログラムもあるとか。

以前にも書きましたが、ムーアの法則ならトランジスタの集積密度は、18〜24か月ごとに倍になるということですが、電池は半導体のようにはいきません。日経ビジネスの記事中のNEDOの資料から作成された表を見ると、2015年で、エネルギー密度が1.5倍、2020年に3.0倍というペースで、実用に耐える本格的な電気自動車が実現できる電池性能や価格となるのは2030年頃の模様で、まだかなり先の話です。

当面はハイブリッド車が電池の量産効果を生み電池の進化を促進して、次にコンセントからも充電できるプラグインハイブリッド車に移って、ハイブリッド車が進化していくということになるのでしょう。

そのハイブリッド車ですが、ホンダのインサイトが、4月の新車登録台数で軽自動車を除くと1位という売れ行きで、国内ではホンダ一人勝ちの様相ですが、トヨタも当初は250万円程度といわれていた新プリウスを205万円という思い切った価格で投入し、すでに予約が5万台という高スタートを切っています。
お互い競合しながらハイブリッド車市場が広がるのか、あるいはインサイトの売れ行きに影響がでるのかに関心はいきますが、前者であって欲しいですね。
ちなみに、検索するとインサイトと新プリウスのイニシャルとランニングコストを比較しているブログがありました。
「かつし2009のブログ 新プリウスとインサイト 〜イニシャルコストとランニングコスト〜」

この前の連休に、高速のサービスエリアで新プリウスの展示をやっていました。デザインはプリウスのアイデンティティが保たれていますが、これまでの大人しい印象のプリウスとは別物で、精悍さが増し、走行性能がアップされているという印象を受けました。とくにセレクションシリーズはインチアップした扁平タイヤ(195/55R16)で高速やコーナリングでのグリップ性能が期待できます。
こちらの試乗レポートでもかなりの「走り」が得られる車のようです。
新プリウス 納得の完成度

ハイブリッド車も、エコのためには高いイニシャルコストを負担するとか、走行性能を犠牲にするという時代から、ハイブリッド車が価格、性能も普通の車だという時代に大きく変わっていくのではないでしょうか。

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