
こちらは才の神の藤。京都府の福知山市大江町にある樹齢が推定2000年という自生のやまふじです。幾度かの落雷で折れてしまった欅の木の幹から絡むように棚の一面に広がっています。
背景にうっすらピンクに見えているのは、真っ赤なツツジ(たぶん霧島)で、藤の紫を引き立てています。
才ノ神の藤と欅

こちらは、兵庫県宍粟市山崎町の大歳神社の千年藤です。平安時代の天徳4年(960年)に植樹されたといいますから、樹齢は1000年を超えています。こちらも境内は藤で蔽われ、甘い香りが充満しています。さすがに「かおり風景100選」の一つに選ばれたことがあります。
大歳神社千年藤
どちらもほんとうに長寿です。
さて、今、山々は新緑が眩しい季節ですが、その山のなかに藤が鮮やかに咲いているところが、これまでになく増えています。山の手入れをしなくなり、自然に増えたからだといいます。
松もマツクイムシで枯れ、藤が絡み、山が荒れてきているのが目に見えて分かります。山がそうやって荒れていっても、やがては自然がバランスを取ってくれるのでしょうか。
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千葉・九十九里のあたりでは大きな藤は少ないので、実際に見てみたくなりました。