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世界が、鳥インフルエンザの人への感染に対する警戒をしていたところに、豚インフルフルエンザの蔓延の危険が発生したことはちょっと意表を突かれた感じががします。
しかし、これまでも、鳥インフルエンザ・ウイルスの変異は、人か、あるいは豚の体内で起こる可能性があるといわれていたので、今回の豚インフルエンザも鳥インフルエンザと無関係ではないのかもしれません。

さて、世界的な感染症の流行をパンデミックといいますが、豚→人の感染だけであれば、世界的な大流行にはまだ至らない段階「フェイズ3」ですが、世界保健機構(WHO)は、さらにウイルスが変異し、人→人の感染が発生し、地域的な流行が起こる段階「フェイズ4」に警戒水準を引き上げるという宣言をだしました。しかし、まだ大流行するという段階ではないので、冷静に考えておく必要があります。

そんななかで空港での検疫体制が敷かれ、サーモグラフィで、発熱しているかどうかをチェックする光景がニュースで流れていました。この様子を覚えていらっしゃいますか。
そうです、2002年に中国で発生し、世界に広がった新型肺炎SARS患者が日本に上陸することを警戒して敷かれた検疫体制です。SARSはWikipediaによると、8069件の発症があり、775人が死亡しましたが、幸いなことに日本では感染者は発生しませんでした。
重症急性呼吸器症候群

今回も、日本では発病がない、あるいは発病があっても広がらないという気がします。日本は冬の間は湿度が下がりますが、これから梅雨に向かうこの季節は、もう結構湿度が高くなってきています。素人なので、今回のウイルスも湿度に弱いかどうかは分かりませんが、一般にはインフルエンザ・ウイルスは湿度に弱いことが知られています。

警戒するにこしたことはないですが、冷静に事態を見守ることが大事かと思います。なにかマスコミも、過剰反応して、いたずらに危機を煽っているのではいかと感じる報道をやっていることもありますが健全とはいえませんね。
なんで放送局の記者の人たちって、マイクを握ると急に興奮して、甲高い声になり、世の中がひっくり返るのではないかという調子で叫ぶのか不思議でなりません。職業病でしょうか。


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