岡本太郎の作品である万博記念公園の太陽の塔は、力強いエネルギーを感じさせる大阪のシンボルですが、皮肉なことに、この塔が建った万博を期に、日本の高度成長は終わりを告げ、その後バブルの狂乱がありましたが、基本的には安定成長期に入り、また関西経済の地盤沈下が始まります。
ニュースで報道されているように、昨日その太陽の塔が、映画「20世紀少年―第2章―最後の希望」の完成披露で、劇中に現れる「ともだちの塔」に変身するというイベントがありました。
オフィスも自宅も万博記念公園は、車で10分ぐらいのところにあるので見ておきたかったのですが、あいにく出張が入り、撮影をお願いしておいた写真です。面白いの一言です。19日のたった一日のイベントのためにかけた費用が8000万円とは凄いですね。映画のPRのためのイベントとしては破格の企画ではないでしょうか。
GIGAZINEさんは、このともだちの塔をさっそくムービーで伝えています。
「太陽の塔」が「ともだちの塔」になっている貴重な記録をHDムービー撮影
「劇中では2015年、世界の救世主として崇拝される覆面の教祖『ともだち』が70年に開かれた大阪万博そっくりの万博を開催(asashi.com)」だそうですが。世界同時不況が訪れ、社会や経済に大きな変化を促しているこの時期に、ちょうど高度成長期の最後の象徴である太陽の塔が変身するというのもなにか時代変化の象徴みたいなものを感じさせられました。
「ともだちの塔」登場で浦沢さん「泣きそう」
太陽の塔:「ともだちの塔」に変身! 映画「20世紀少年」プロモーション
(写真は↑こちらが充実しています)
さてイベント効果のほうですが、ブログでどれくらい話題になったのだろうかとテクノラティで調べると、20日朝の段階では、95件とちょっと寂しい件数でした。
このイベントにかけた費用のモトがとれる効果がでるのかどうかは分かりませんが、事実でサプライズを創るという精神には脱帽します。政治のほうもチマチマした議論をやっていないで、もっとあっと驚くアイデアをだしてくれたらと願いたいものです。
映画と言えば、昨日久しぶりにDAWNさんと飲んでいたのですが、不況に強いと言われる映画業界も不況の影響を受け始めているそうです。そういえば、一昨日「禅(ZEN)」を観にいったのですが、行ったシネコンそのものに人が少なかったのが気になりました。
酔った勢いで、いま高齢者の人たちに割り引きサービスがあるけれど、本来は若いお客さんこそ割引サービスをすべき、たとえばカップルならふたりで2000円とかやって、デート、つまり恋愛産業におけるシェアを上げればいいのにとまくしたててしまったのですが、若い人たちの観客動員数をもっと増やしたほうが映画産業の将来にとっても健全じゃないかと思いますね。
参考までにUSJでは、キス割りとかハグ割りとかをやっているそうです。
「キス割」と「ハグ割」の併用はできません- USJの旬の情報を伝える USJ与太話
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