環境省が絶滅危惧種の最上級に指定しているアカササゲが、豊後高田市の市議でアマチュアカメラマン大石さんによって大規模に群生しているところが発見されたと言います。写真ブームを象徴するような出来事ではないでしょうか。
このアカササゲがどんな花かを検索して見ると、紹介しきれないほど結構ブログで写真つきで紹介されています。ブログの情報の広がりと奥行きを感じますね。
対馬の自然と生き物
サクラ貝のうた
私のたから箱
またこの絶滅危惧種の最上級を1Aというそうですが、それを採取してビジネスにする不届きな人たちもいるそうで、それを懸念するブログもありました。新聞記事ではなかった視点です。
民間人です
さて、写真をやっていると、子供が小さいときは対象が子供に向きますが、子育ても終わってくるとどうしても花や風景を撮るということが多くなってきます。そういった写真を撮り始める前は、花と言っても、バラとか、菊とか、サクラ、梅、紫陽花などのようなものは別として、花には関心がなく、名前もほとんど知らなかったというのが正直なところです。夏になると、あちこちでサルスベリの花が咲き誇っていますが、それすら気がついていませんでした。
きっと大石さんも川の堤に咲く花を散歩も兼ねて、自然を観察しながら、写真を撮っていらっしゃって、大発見につながったということでしょう。
都会の中にいるとわからないことですが、花や風景の写真スポットには、週末になると大勢の人たちが、カメラを携えて集まってきていらっしゃいます。特に年配の方々のなかには、プロ並みに相当立派なレンズを使っていらっしゃる方の姿も多く、さながらカメラショーの場と化します。写真は、それぞれの人の関心事やライフスタイルとかライフステージを映しているのかもしれません。
都会の中にいるとわからないブームといえば、トレッキングや登山もそうではないでしょうか。運動不足を補うためにハイキングに毛が生えたようなことを始めましたが、歩いている人の多さに驚かされます。
そういったブームを反映してか、今年の夏の山岳遭難事故は「前年同期より43件増の453件、死者・行方不明者は31人増の79人で、いずれも統計が残る1968年以降で最多」だったそうです。
あまり好きな言葉ではありませんが「時間消費」という長期的なトレンドがあります。モノは充足して、もはやあまり必要でなく、それよりは充実した時間を楽しみたいという傾向です。そうなってくると、文化遺産を訪ね、歴史を感じることや自然に触れ、そのなかでさまざまな発見を楽しむことの価値があがってきます。JR東海の「そうだ、京都行こう」キャンペーンなどもそういったトレンドをうまくとらえています。
しかし残念なことは、地方にはそういった都会では味わえない豊かな自然や料理などの資源があるのですが、それを生かし切れていない地方が多いことです。かなわぬ夢で終わってしまうかも知れませんが、チャンスがあれば地方の観光産業振興のビジョンやプランづくりにチャレンジしたいものです。
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