バナー

”All The parts”という英国でのiPhoneの30秒CMにイギリスの広告基準審査機関ASAからクレイムがつき放送の差し止めになったそうです。
すべてのインターネットのパーツがiPhoneにある(all the parts of the internet are on the iPhone)というのは、iPhoneがFlashやJavaをサポートしていないから、利用できないサイトもあり、誤解を与えるというのが理由だそうです。
それに対してアップルは、SAFARIは標準ブラウザであり、問題はプラグインを供給しているサードパーティ側の問題だと反論しているようですが、ちょっと無理がありそうな気がします。それにこのCMのように、いつもサクサク反応してくれたら素晴らしいですね。現実はなかなかそうはなりません。
Apple iPhone ad banned in UK due to "misleading" claims


問題のCMはこちらです。


それよりも気になるのは、その後のiPhone3Gの売れ行きです。なにかちょっと一服感がでてきているようで、パケット料金のハードルを下げて、ユーザーを拡大しようということでしょうが、iPhone3Gの価格を下げるために、一台売れるごとに5万円程度ソフトバンクは負担しているわけで、それで採算がとれるのだろうかとか、ソフトバンクはキャッシュフローが悪化してきているだけに、どうなのと思ってしまいます。綱渡りは孫さんのお得意芸なのでなんとかなるのでしょうが、ユーザーとしては、もっと快適につながって欲しいので積極的な基地局への投資をして欲しいのですが、ちょっと他のキャリアに比べて消極的なのが気になります。

サブの携帯としては、十分に楽しめるiPhone3Gですが、通信費を考えると負担が大きすぎるかも知れません。出張派にとっては、iPhone3Gそのもののせいではありませんが、新幹線でインターネットがつながらないとか、JR東海のエキスプレス予約が使えないのは致命的ですね。
携帯用ブラウザが使えれば、かなり問題は解決するのかもしれません。海外の売れ行きはどうなのでしょうか、一服感があるのは日本だけなのでしょうか。

バナー←クリックありがとうございます。よろしくお願いします

リンクのミスがありました。申し訳ありません。修正いたしました。