パース

アイ・エフトレーディングの岸本社長は、食の安全を求め、牛肉をオーストラリアやメキシコで生産し、日本に輸入するビジネスを展開されています。以前、社会企業家について書いた時にもご紹介しました。
>>「社会企業」のブランディングをめざして


そのホームページの全面リニューアルをお手伝いさせていただきました。ようやく完成しましたので、ぜひご覧いただき、ご意見を頂戴できればと存じます。
>>マザーランドファーム

ふんだんに写真を使っていますが、写真は、昨年岸本社長と一緒に、オーストラリアの牧場を現地訪問したときに撮ったものと、岸本社長の手持ちの写真で、いわば手作りです。マザーランドファームの牛たちは、いかにひろびろとした牧場で、すくすく育ち、また贅沢な飼料を食べているかを感じ取っていただければと願っています。

岸本社長の考え方はシンプルです。遺伝子組み換え飼料を使わず、抗生物質や成長ホルモンを使わず育てたおいしくて安全な牛肉を提供するということです。しかし、実際には、おいしく安全に育てるというのはそうたやすいことではありません。飼料のコストも管理のコストもかかってきます。
特に、日本は飼料のほとんどを輸入に頼っており、日本で遺伝子組み換えでない飼料で育てることは極めて困難だそうです。だから、遺伝子組み換えを行っていない飼料が豊富に入手できるオーストラリアやメキシコの牧場で育てるという事業を始められました。

面白いのは、議論していると、どうしても「安全性」についての話になり、話が堅くなってしまいます。しかし、いつも、いくら安全であっても、おいしくないと消費者の人たちには支持されません。
また「おいしい」と「安全」を両立させた牛肉ということをお客さまに理解していただくためには、ブランド化が必要だということで、「マザーランドファーム」というブランドをこのホームページの全面リニューアルを機会にデビューさせました。

ハンバーグ

岸本社長のブログ「マザーランドファームだより」でも書かれていますが、実際に東京と大阪で主婦モニターの方々に岸本社長直々に焼いていただき、試食会も開催しました。みなさんが驚かれたのは、その柔らかさとおいしさです。ご一緒にこられた小さなお子さんがおかわりをねだっていたのが印象的でした。
後で、それがオーストラリアやメキシコの牛肉だとわかってさらに皆さまが驚かれたことは言うまでもありません。日本でも育て方でおいしさが違うように、オーストラリアやメキシコの牛肉でも、ただ安く売るために育てた牛肉とそうでない牛肉が違うのは当然ですが、なかなかそこまで想像するのは難しいですね。

オフィスでも何度かすき焼きの試食会や、北海道の有機タマネギを使ったハンバーグの試食会を開きましたが本当に好評でした。
多くの人が、気軽に入手できるように、いろいろ今後のビジネスの可能性について、何度も議論してきましたが、こういったビジネス成功することを心から願っています。

折しも中国産冷凍ギョウザ事件で、食の安全が問われるようになってきましたが、それは日本だけの問題ではなく、世界的にも食の安全を求める動きがあります。
なんでも安ければいいという時代ではないのです。食の裏側をのぞくと、安く売るために信じられないことがいろいろ行われているようですが、「安いモノには罠があり、高いモノにはワケがある」というぐらいで考えておいたほうが無難ではないでしょうか。

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