韓国ではロッテマートの米国産牛肉販売開始に反発する市民団体が牛のふんを投げるなどして抗議、警察ともみ合いになる事態も発生したようですが、日本では、なにごともなく、まずはイトーヨーカドー、ついで西友で米国産牛肉の販売が開始されました。
かつてはあれだけ騒がれたBSE問題もほとんど報道もなくなり、吉野家の牛丼も無事復活、北海道で33頭目の擬似陽性の牛が発見されたこともほとんど報道されず、「政治的決着」したBSE問題はもう風化してしまったようです。
「月齢二十カ月以下」と制限している点も、国際基準の「三十カ月以下」に緩和される見通しのようですが、輸入が解禁された後も特定危険部位の混入が見つかるというアメリカの食肉会社の管理の杜撰さが発覚したこともあって、不信感が完全に払拭されたとはいいがたい状態だと思います。
この米国産牛に限らず、食の安全性に関しては、遺伝子組み換え飼料の使用の有無に関しての問題も含め、いろいろ考え方の違いはあるでしょうが大切なことは、きちんと買う側が正しい情報を元に選択できるということです。
害虫が食べると、その害虫が死んでしまうような遺伝子組み換え飼料で育った牛というのもなにか不気味さを感じてしまいますが、気にしないという人もいて当然でしょうから。
偽装を防ぐことと、消費者にわかりやすい表示を進めること、また周知徹底することに農林水産省はもっと力をいれてほしいところですが、二代続いて農相が事務所費問題をうやむやにするようでは期待薄と感じてしまいます。
しかしファーストフードがなぜ米国産牛にこだわるのか、オーストラリア産の肉だってあるだろうと思っていたのですが、やっとわかりました。米国は牛の生産量も消費量もずば抜けて多いので、欲しい部位だけを大量に入手できるのだそうです。もともとが安いうえに、必要な部位しか買わなくてよいのだからよけいに安くつくということです。
残ったくずのような肉もミンチとして使えば、それはそれでまたファーストフードの需要があるということです。アメリカ以外の国の場合は、そうはいかないので、アメリカ産でないといけないそうです。
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かつてはあれだけ騒がれたBSE問題もほとんど報道もなくなり、吉野家の牛丼も無事復活、北海道で33頭目の擬似陽性の牛が発見されたこともほとんど報道されず、「政治的決着」したBSE問題はもう風化してしまったようです。
「月齢二十カ月以下」と制限している点も、国際基準の「三十カ月以下」に緩和される見通しのようですが、輸入が解禁された後も特定危険部位の混入が見つかるというアメリカの食肉会社の管理の杜撰さが発覚したこともあって、不信感が完全に払拭されたとはいいがたい状態だと思います。
この米国産牛に限らず、食の安全性に関しては、遺伝子組み換え飼料の使用の有無に関しての問題も含め、いろいろ考え方の違いはあるでしょうが大切なことは、きちんと買う側が正しい情報を元に選択できるということです。
害虫が食べると、その害虫が死んでしまうような遺伝子組み換え飼料で育った牛というのもなにか不気味さを感じてしまいますが、気にしないという人もいて当然でしょうから。
偽装を防ぐことと、消費者にわかりやすい表示を進めること、また周知徹底することに農林水産省はもっと力をいれてほしいところですが、二代続いて農相が事務所費問題をうやむやにするようでは期待薄と感じてしまいます。
しかしファーストフードがなぜ米国産牛にこだわるのか、オーストラリア産の肉だってあるだろうと思っていたのですが、やっとわかりました。米国は牛の生産量も消費量もずば抜けて多いので、欲しい部位だけを大量に入手できるのだそうです。もともとが安いうえに、必要な部位しか買わなくてよいのだからよけいに安くつくということです。
残ったくずのような肉もミンチとして使えば、それはそれでまたファーストフードの需要があるということです。アメリカ以外の国の場合は、そうはいかないので、アメリカ産でないといけないそうです。
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