
コカコーラが、「紅茶花伝 クロスモード リフレッシュレモン」、「ラブボディ ダイエットナビ」「紅茶花伝 黒砂糖入り焙煎紅茶」の3品目をスリムボトルでコンビに展開をはじめています。
450ミリリットル入りの持ち運びしやすい薄い容器で、いいアイデアですね。当然、携帯性についてはアンケートでも高い結果がでているようです。
>>9割がカバンにいれやすそうと回答
ただ、丸いボトルより幅が広く、コンビニの棚を取るのが大変じゃないかと懸念されますが、近くのコンビニには入っていました。
デザインの雰囲気がちょっと違うと感じましたが、飲料のパッケージデザインナーとは違うジャンルのデザイナーというかイラストレータを起用したのですね。
>>ニュースリリース
飲料の世界も、新製品がヒットしても案外陳腐化も早いので、差別化の切り口探しも大変でしょうが、容器変更というのはかなり思い切ったマーケティングじゃないでしょうか。
というのも、容器の変更は、工場のラインは変えないといけないとか、物流のケースの変更とか、売り場の変更など舞台裏で、目に見えない仕事がいろいろ発生するので、かなり大掛かりなオペレーションや投資が必要になるからです。このスリムボトルのマーケティングが効を奏すのかどうかを注目しておきたいと思います。
「スリム」というのでは、古い話ですが、カセットテープで「スリムケース」のマーケティングに関わった頃のことをどうしても思い出してしまいます。最初はいろいろ販売店などで抵抗もあったのですが、やがて、競争ブランドも追従してきて、それがスタンダードになっていきました。
「スリム」といえば、MINTIAも浮かんできますね。FRISK独壇場のところに、後発のMINTIAがスリムなパッケージ、しかも半値という差別化で切り込んだのですが、パッケージの機能や、価格ではMINTIAが圧倒的に優位なのに、それでも存在感を失わないFRISKのデザインとブランドイメージは大変なものですね。

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