ライブドア元社長の堀江被告に懲役2年6ヶ月の実刑判決が下りました。有罪か、無罪かは別として、これまでの日本の経済事件からすると異例の判決になりました。日本は、政治事件や経済事件に対して甘すぎるとは思いますが、証券取引法違反ということでは、過去の例からすると厳しい判決となりました。
風説の流布ということでは、TSDのエイズ新薬開発の虚偽発表というのがありましたが、わずかな罰金刑だったのではないかと思います。トーア・スチールのインサイダー取引事件では、はじめて実刑判決がでたけれど、その後に執行猶予がついています。証券取引法違反で実刑判は記憶にありませんが、どうでしょうか。比較にはならないかもしれませんが、あれだけ政界を巻き込んだリクルート事件でも、江副さんには執行猶予がついています。
ところがアメリカではちょっと事情が違います。1980年代のアメリカで、「ジャンクボンドの帝王」といわれ、M&Aブームに火をつけた錬金術師マイケル・ミルケンと堀江元社長のイメージを重ねあわる人も多いと思いますが、このマイケル・ミルケンは、インサイダー取引で禁固禁固10年の実刑判決を受けていますから、いかにアメリカの司法が経済事件に対して厳しいかの想像がつきます。そういえば、このマイケル・ミルケンを検事時代に告発し、一躍有名になったのが、あの元ニューヨーク市長のジュリアーノさんでしたね。
日本も経済事件に厳しくなるのはいいことだと思いますが、そうなると日興コーディアル事件とのバランスや整合性が気になるところです。
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ところがアメリカではちょっと事情が違います。1980年代のアメリカで、「ジャンクボンドの帝王」といわれ、M&Aブームに火をつけた錬金術師マイケル・ミルケンと堀江元社長のイメージを重ねあわる人も多いと思いますが、このマイケル・ミルケンは、インサイダー取引で禁固禁固10年の実刑判決を受けていますから、いかにアメリカの司法が経済事件に対して厳しいかの想像がつきます。そういえば、このマイケル・ミルケンを検事時代に告発し、一躍有名になったのが、あの元ニューヨーク市長のジュリアーノさんでしたね。
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警官も泥棒を見逃したりしたら普通に罪に問われるでしょ?