池田信夫blogで、「経済停滞の原因と制度」という書籍が紹介されています。その書籍の序文のなかで日本の経済の停滞が次の3つが原因だという指摘があるそうです。
* 生産性の成長率の低下
* 金融仲介機能の低下による投資の不振
* 公共投資の非効率性
>>池田信夫blog「経済の停滞の原因と制度」

頷ける話ですが、難しい経済のお話はさておいて、一人当たりのGDPを見ると日本の勢いがどう変わってきたかを物語っています。グラフはOECD諸国の一人当たりGDPのランキングですが、日本は1980年代にどんどん順位を上げていきます。ドイツもおおむねそうですね。まさしく世界市場でひとり勝ちという状態でした。
日本はバブル崩壊の1年前にいったん順位を落としたあと、1993年には世界一となります。問題はそこからです。どんどん順位を落とし、2005年は14位ということになりました。国内の自動車産業を失うというところまで打撃を受けたイギリスにすら抜かれている状態です。
2006年はさらに17位にまで落ちているのじゃないかという話も聞きます。日本とドイツという、製造で高い技術を持つ両巨頭が同じような傾向であることに注目してください。
あえてXとしましたが、1995までは20位あたりで低迷していた国ですが、日本やドイツとは対照的にそこから急激にランクアップして、2003年年以降は第5位をキープしている国があります。さてどこだと思われますか。小さな国ですが徹底した特区政策をやって大成功した国です。アイルランドです。国民一人当たりの所得では世界一という豊かな国になりました。
かつては貧しい農業国で古い製造業が少なく、だからいわば更地の状態であたっところに、生産性の高い産業をどんどん誘致したことが成功したということでしょうから、政策が寄与することもありえるということをアイルランドは見せてくれています。
ちょっとこのところ規制緩和の話と所得格差の問題が整理がつかないままに進んでいるように感じます。それに今の景気は中国の経済成長で、鉄や素材の価格が上昇した結果だという側面もあるのであまり健全とはいえません。根本的には日本の産業構造が変わっていかないと日本の本当の復活は難しいことは間違いありません。その鍵となるのは情報通信技術の活用でしょうが、日本はモノ造りでは成功したことがあだになって、成功が失敗の母となってきたように感じますが、そんな状態から早く脱してほしいですね。
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* 生産性の成長率の低下
* 金融仲介機能の低下による投資の不振
* 公共投資の非効率性
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頷ける話ですが、難しい経済のお話はさておいて、一人当たりのGDPを見ると日本の勢いがどう変わってきたかを物語っています。グラフはOECD諸国の一人当たりGDPのランキングですが、日本は1980年代にどんどん順位を上げていきます。ドイツもおおむねそうですね。まさしく世界市場でひとり勝ちという状態でした。
日本はバブル崩壊の1年前にいったん順位を落としたあと、1993年には世界一となります。問題はそこからです。どんどん順位を落とし、2005年は14位ということになりました。国内の自動車産業を失うというところまで打撃を受けたイギリスにすら抜かれている状態です。
2006年はさらに17位にまで落ちているのじゃないかという話も聞きます。日本とドイツという、製造で高い技術を持つ両巨頭が同じような傾向であることに注目してください。
あえてXとしましたが、1995までは20位あたりで低迷していた国ですが、日本やドイツとは対照的にそこから急激にランクアップして、2003年年以降は第5位をキープしている国があります。さてどこだと思われますか。小さな国ですが徹底した特区政策をやって大成功した国です。アイルランドです。国民一人当たりの所得では世界一という豊かな国になりました。
かつては貧しい農業国で古い製造業が少なく、だからいわば更地の状態であたっところに、生産性の高い産業をどんどん誘致したことが成功したということでしょうから、政策が寄与することもありえるということをアイルランドは見せてくれています。
ちょっとこのところ規制緩和の話と所得格差の問題が整理がつかないままに進んでいるように感じます。それに今の景気は中国の経済成長で、鉄や素材の価格が上昇した結果だという側面もあるのであまり健全とはいえません。根本的には日本の産業構造が変わっていかないと日本の本当の復活は難しいことは間違いありません。その鍵となるのは情報通信技術の活用でしょうが、日本はモノ造りでは成功したことがあだになって、成功が失敗の母となってきたように感じますが、そんな状態から早く脱してほしいですね。
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