高市早苗さん入閣おめでとうございます。友人の大学教授のゼミ出身で、参加している勉強会にも来ていただいたこともある高市さんですが、一度は落選して浪人中の折でした。その頃の挫折をもバネにして、ぜひ日本の将来づくりのためにご活躍いただきたく存じます。
この前、高市さんと同じゼミ出身で高市さんとほぼ同年代の女性の方に「高市さんも結構美人ですしね」と軽くいったのに「あの人のどこが美人なのよ」と猛烈な反撃を食ってしまいました。なんだったのでしょうか。女性に人気がないということでしょうか。
「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんもかなり辛口の評価です。
それにしても、この間のマスコミの安倍キャンペーンは凄まじかったですね。ただマスコミが騒いだ割には国民の関心を引かなかったようですが、テレビのはしゃぎようは凄まじく、まるで大政翼賛会でした。テレビ朝日なんかは、安倍さんの半生をドラマ化したとか。見ていないので内容は言及しませんが、すくなくとも引退した政治家ならいざ知らず、総理戦中の現役議員をドラマ化するなんて、まるで北朝鮮みたいで気持ち悪さを感じます。テレビ朝日が擦り寄ったかという感じでしょうか。
さて、自民党の三役人事、またこの安倍内閣を見て鮮度とか驚きを感じないのは、小泉劇場の残像のせいかもしれませんが、それにしても、なんだかアキレス腱になりそうな人たちが多いですね。
ホイチョイの同窓生とか、利権まみれと噂の多い人たちとか、人格を疑われてもしかたないスキャンダルを抱えた人たちとか、裏社会との関係が取りざたされている人たちとか、「美しい国」はいったい誰がつくるのかなって思ってしまいました。人材不足なんでしょうか。この方も早々に辛口を展開してらっしゃいますね。
>>勝谷誠彦の××な日々

もうさっそく、山本金融相から、グレーゾーン金利をなくしただけで「多重債務に対処できない」という発言がありましたが、それは間違いないにしてもなんだかすっきりしません。貸し金への規制や、消費者保護についてはアメリカと比較しても日本はお寒い状態で、さらにグレイゾーン金利を金融業界の圧力のままに引き伸ばすというのはどう考えても「美しい国」からは程遠い印象を受けます。
安倍さんそのものも、真偽のほどはわかりませんが結構グレイなところがあるみたいで、以前から武富士から盗聴されたという事件でご存知の方も多いジャーナリストの山岡さんが、その問題を追いかけていて、
アクセス・ジャーナル(情報誌ストレイ・ドッグ)で幾度も取り上げていらっしゃいます。
さらに、グーグル検索で、安倍さんに不利な記事はクレームがついて、どんどん削除され「グーグル八分」になっていっているようです。削除されるからよけいに話題になるというということもありますが。「山岡 グーグル」で検索すればたくさんのブログがでてきます。念のために、まとめサイトのようになっているブログをご紹介しておきます。
>>新世紀の生き方、物語の世界
誰が削除を求めているのかはわかりませんが、深読みすると、反安倍キャンペーンの巧妙な仕掛けでしょうか。いずれにしても小泉さんの脇役として頭角を現し、人気を得てきた安倍首相ですが、さて脇役からリーダーになっても人気が維持できるかどうかに鍵がありそうです。そのためには、さすがに「美しい」と感じる政策をどんどん進めていただくということに尽きるのではないでしょうか。


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