振り込め被害がまた増加してきているなかで、唯一例外が大阪だそうです。

>>振り込め被害額 東京は大阪の10倍 なぜ大阪で少ない?

今年の「振り込め」認知件数は7月末時点で1万591件、被害総額136億5525万円に上るというけれど、世知辛い世の中というか、それだけ知恵を使って罪を犯すぐらいならまじめに働けよと思う一方で、いかに手口が巧妙になってきたとはいえ、欺かれて振り込む被害者が多いことに驚かされます。
社会が荒れてきているのに、犯罪や危険に対する感覚や嗅覚がともなってきていないということでしょうか。
その点、確かに「大阪のおばちゃん」はたくましいのです。普段から鍛えられています。買い物をしてもとにかく値切る。近所のおばさんと大声で喋っている。ボケとツッコミの絶妙の会話でつねに頭を高速回転させている。とにかく対人関係に強いという姿が浮かんできます。それに赤信号でも車が来ていないと渡る。庶民の知恵というか、商人の町の気質なのか、お互い情報交換して損をしないようにしようということなのか、だから振り込め詐欺組織の若い犯罪者も歯が立たないというのも頷けます。
きっと、普段から「うちにも振り込めの電話かかってこんのかなあ。かかってきたら話のネタになんのになあ。きっとみんなびっくりするでぇ〜」と待ち構えているのじゃないかとすら思えてきます。
ところで、東京人たちや、他府県の多くの人たちは「大阪のおばちゃん」というとどんな人をイメージするのでしょうか。関西人からすると、よくテレビなどで描かれている、ド派手なトラとか豹の柄のシャツを着ている「大阪のおばちゃん」って、どこの「おばちゃん」なんだろうと首を傾げてしまいます。大阪の南のほうにいけばそんな「大阪のおばちゃん」もいるかもかもしれないですが、それは浅草の町の「おばさん」が「東京のおばさん」というに等しいような気がします。

そういえば誰がいまどきの「大阪のおばちゃん」らしいのかをつらつら考えると、ジャズボーカリストの綾戸智恵さんじゃないでしょうか。元気一杯で、おしゃべり。気さくでたくましい。想像してみてください。振り込め詐欺が
綾戸さんに電話しても、一言いえば、その数倍が帰ってくるわけで、騙そうとしても逆に圧倒されてしまい、あげくの果ては遊ばれてしまう様が浮かんできます。

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