昨日のゲームは観戦にいけなかったけれど、元部員による集団女性暴行事件が発覚して以降、活動を自粛してきた京都大アメリカンフットボール部ギャングスターズが同志社大学ワイドローバーズを20対17で下し緒戦を手にしました。
おめでとう。よかったですね。
ニュース記事によると、京大の応援スタンドには1500人で埋め尽くされ、試合後、「驚くほど多くの応援がうれしかった」と涙を流す選手もいて、「後半に勝ち越して勝利を挙げた選手たちは試合後、応援団に向かって深々と頭を下げた」そうですが、その気持ちを忘れないで欲しいものです。
アメフトでは試合終了を、両校の健闘をたたえて、観客席の人たちも立ち、応援団のエール交換が行われるのですが、京大ギャングスタースだけは、ゲーム終了後は、一礼してさっさとベンチに帰ってしまうスタイルです。それはそれで考え方もあるのだろうけれど、あまりいい印象を受けません。
多くのスポーツは、観客席からの声援だけでなく、寄付金も含めて、物心ともにチームを応援してくれる人たちがあって支えられています。もっといえば、その競技そのものが、そういった人たちの支援で成り立っているということを、苦しい立場に追いやられて、選手たちも改めて感じたのでしょう。
世の中にアメリカンフットボール人気をつくることに大きく貢献してきた京大ギャングスターズの再起を心からお祈り申し上げます。

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