亜弥 この種の話題はあまり興味がないので、松浦亜弥といえば、これまでCMでよくみるアイドルだという認識程度しかなかったのですが、周回遅れで「萌え」の象徴的存在なんだと気がつきました。昨日大阪城の近くにある大阪ビジネスパークで、どうみても30代という男性が大勢イオン化粧品シアターBRAVA前に集まってなにかを待つ姿がありました。何事かと思いました。帰って調べてみると「あややと過ごすファンの集い」のようでした。道理で濃いわけですね。チケット代も10000円とか。
そういえば松浦亜弥といえば、パチンコのCR機にも登場してますね。薬物防止キャンペーンのキャラクターとなって、小泉首相と写真撮ったというニュースもありましたが、CM出演がかなり多く、松浦亜弥現象というべきものがでてきているのでしょうか。
その年齢層なら2ちゃんねると思い、2ちゃんねるで「松浦亜弥」を検索したらありました。それもたくさんありました。さらにニュース検索すると、あややチケットを35倍の値段で転売した無職の45歳の男性が逮捕されたという事件のニュースもありましたが、それだけのプレミアム価格で売れたということは、熱狂的なファンがいるということでしょう。まあモー娘で育った世代だから、納得はできますが。
メードビジネスも戦国時代にはいってきたものの、まだ勢いが衰えず、大阪の業者が秋葉原に進出するなどいよいよ過熱化してきているようです。狙っても簡単には売れない萌えのマーケティングとは運良く縁がなく、社会現象として眺める立場ですが、勢いのある女性に押され気味、さらに結婚しないし、できない男性の反動的現象とし相当長期的なトレンドになりそうな気がしますが、40代に突入するまでには卒業して欲しい感じもします。
脳内で異次元の女性と萌えている男性というのは、きっと内心はナイーブで、プライドも高いので、女性にとっても取り扱いが難しいんでしょうね。いい人なんだけど、壊れ物注意かな。まあ文化はそういった屈折したところからところからも生まれてくることもあり、女性をたてるという建前でストレスを感じている海外にも、こんなトレンドが飛び火しても不思議じゃないのでは。

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