auがGoogleを採用し、ケータイでググる時代になるそうです。 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏は「『何か調べたかったらすぐケータイ』という、新しいライフスタイルを作り出したい」ということだそうですが、本来は携帯ならではのモバイル環境での検索は便利なはずなのに、まったく弱いというのが現状です。この記事によると、高校生を対象としたグループインタビューで「ケータイは調べるのには使えない」という声がでてきたそうですが、こんなおじさんでも痛感していることです。
外出先で、確かこのあたりに美味しいという評判のお店があったはずだけどとか、ちょっと時間ができたので立ち寄ってみるにはどこがいいだろうかとか、無線LANが通じない場所で、そういえばこんな記事があったはずとかいうシーンは日常茶飯事のようにあるわけですが、ケータイで検索しても、裏切られることがほとんどです。
ケータイでもGoogleの検索サイトはありますが、フルブラウザーOperaがインストールされていないとケータイ用のページがあるサイトは限られており、表示されず使い物になりません。タイトルだけ表示されて、それ以上進めないとストレスはさらに高まります。フルブラウザーをインストールできる機種は限られていますしね。
それにしても、ページビューをどんどん増やしていこうというGoogleのどん欲さには感心します。ソフトバンクも、Yahooによるケータイ検索を充実させてどんどんいい競争して欲しいものです。ケータイによるインターネット利用率でトップであり、ケータイ検索フルブラウザー機能が充実して環境が整ってくれば、これまでとは違った新しいビジネスが描けますし、どんどん生まれきそうな予感がします。

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