ついこのまえ、ある大手アパレルメーカーの人から聞いたのですが、そのブランドのショッピングサイトでは、PCよりはケータイからの利用が多いそうです。確かに、『ケータイ白書 2006』を見ると、男性よりは女性の利用のほうが多く、女性の携帯ショッピング利用は40%を超えています。特に30代、40代が突出しているようです。また、利用経験者が購入したのは、「衣料・アクセサリー・ファッション」が断然トップでした。
PCなら、話はまあついていけることが多いけれど、ケータイになると、「メール」と「JR東海のエキスプレス予約」、「乗り換え案内」はよく利用しても、それ以外は、たまに「R25」を読んだり、ブログをチェックするぐらいで、あらら、世の中について行っていないと思っていた矢先、女子中高生むけの「無料Webサービス『フォレストページ』の月間ページビュー(PV)が3月末時点で15億PVを達成した」というニュースが目にとまり、また驚いた次第です。ユーザーの9割が10代女性で、ホームページ数は96万だそうです。
以前にも「ケータイブログ世代」のエントリーで、女子高生のケータイでのブログ利用がブームになっているようだと書きましたが、実際の数字を見るとやはり凄いなあと感じます。極端にターゲットを絞っているわけですからね。
『フォレストページ』だけでなく『ペケスぺ』とか『モバイルスペース』とかいろいろあって、「ついていけんわ」とい言いたいのに言えないのがマーケティングの世界の住人のつらいところ。真面目にもうすこしケータイの利用にも慣れておかないと、ユーザーの感触というか、肌触りがわからなくなりますね。

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