藤代さんのガ島通信で知ったのですが、「日本ブログ協会」というものができたそうです。なにか「ブログ」という言葉の響きと「協会」というのは似合っていないような気がしてなりませんが、みなさまはどうお感じになりますか。
藤代さんによると。総務省の肝いりとか。なんで総務省なのかというのも不思議大好きですが、どのような協会なのかを見てみると、とにかくみんなで集まって、わあわあやろうよというオフ会のオフィシャル版みたいなものを感じます。
概要はここにまとまられていますが、まずはできることから挙げてみたという活動計画のようです。
設立趣旨の冒頭は以下のようになっていますが、ブログの普及がどのように社会貢献するのかということには一切触れられていないし、とにかくやってみてなにかを見いだそうと言うことでしょうか。

近年のブロードバンドの普及に伴い、インターネットが社会基盤の一部になりつつあり、このような中で、コミュニケーション手法としてブログが個人・企業を問わずに使われ始めています。
今後、ブログはさらに普及していくものと予想されますが、この普及の流れを一層促進するために、このたび我が国全体のブログの普及促進を図るための団体「日本ブログ協会」を設立することとしました。
そういうこともあって、活動期間も限定的で、また当分は役員も置かないということだそうです。

あまり悪口ばかり言っていてはいけないので、ちょっと前向きに考えると、本当に普及活動が必要なのはSNSかもしれません。SNSの利用者は、現在は若い人たちに偏っていますが、その利用の手軽さを考えると、地域、学校、NPO、趣味、同窓会などさまざまなコミュニティのコミュニケーションを豊かにするという社会的意義があるような気がします。年齢の高い人たちには最初は使い方を含めてある程度は啓蒙活動が必要になってくるのではないでしょうか。
サイトのトラフィック量の統計をとっているALEXAによれば、SNSの代表格であるMIXIは既に、yahoo、google、楽天、ライブドアに続いて堂々第5位にランク入りしており、まだまだ伸びていきそうです。
ぜひ、ブログに限定せず、また、それがどのような社会的な意義を生み出すのかという使命(ミッション)の再定義を期待したいところです。

また藤代さんの「日本ブロッガー協会」のほうは、いいスポンサーを見つけて、どんどん「ブロガー」の交流の機会づくりをやっていただけると楽しそうですが、そんな幹事役って大変そうですから無理は申しません。

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