「町村、麻生と続けて、世の中からみれば右翼かなと思うだろうが、最近はもっと激しいのが出てきて、いつの間にかわれわれは中道、穏健派になった。格上げか格下げかは別にして、そう感じる」と麻生外相。当世の空気をよく語っているのではないかと思います。
しかし面白さから行けば、右に吹っ飛んでしまっているほうがいいにきまってます。久しぶりに、やってくれました。石原都知事さん、面白すぎます。中国とアメリカが戦争になったら、中国は人権意識がないから死者がでることを恐れないのでアメリカが負けるとワシントンで演説してくれました。うーん、あたっているかもしれないですね。きっとそのとおりでしょう。だから、さっそく脊椎反応的に釣られた人もいたようです。
そこまではよしとして、だから軍事力ではなく、経済で中国を封じこめようということだそうです。大構想です。すごい!!!「中国を経済封鎖せよ!」という発想の奇想天外、オリジナリティには拍手しますが、映画で湾岸線を封鎖したようにはいかないですね。現実問題、どのように封鎖するのでしょうか。
中国を封鎖しようと思えば、韓国も台湾も封鎖しないと、そっちのルートから漏れて流れていくのも中途半端ではありません。特に台湾がくせものでしょう。中国との経済のパイプをしっかり握ってますからね。もし日米が中国への経済封鎖をやったら、EUが一番喜ぶのじゃないでしょうか。商売敵がいなくなりますから。このところ不振の経済も立て直せます。そうかEUも封鎖するのか。それは思いつきませんでした。さすが、石原都知事です。とてつもないスケールの話です。気がつきませんでした。そういえば、石原さんフランス人は計算ができないとおっしゃってましたね。
しかもユダヤ資本がそう簡単に伸び行く中国市場を捨てるわけありません。中国には原子力発電所を売って、台湾には武器を売るような国ですから。
経済封鎖していただいても、すぐさまは旅行に行けなくなるぐらいです結構ですが、日本の多くの企業に対して、非常事態宣言を発して、投下した資本、建てた工場、店舗、その他の設備、人脈も、流通のパイプも、人材も「お国のためだ、すべて捨てろ!」と命令しないと誰も従いません。経団連であれ、同友会であれ、逆らう経営者は全員逮捕という構えがいるでしょうね。特に大阪、福岡などの商工会議所は危ない。解散させないといけません。トヨタの奥田会長も身柄拘束しないと中国で車を生産したり、売りつづけたりします。中国進出に熱心なホリエモンも逮捕です。
インドがあるじゃないかと諭しても、いや中国もインドもだという反論が帰ってきます。中国との経済交流断絶で、資本も、大きな市場も失って、日本は再び厳しい不況を迎えます。日本国民は「欲しがりません、勝つまでは」の精神が必要になってきます。やせ細る懐にも耐え、たむろする失業者の肩をたたきながら、中国の脅威と闘うためだ、耐えていこうと励ましてあげねばなりません。貧乏は嫌だとわがまま言う連中もでてくるので戒厳令を引いて帝都防衛体制もお願いします。
財政も確実に破綻しIMFの管理下に置かれ、税金は倍になります。そうなるのだと説明してから経済封鎖してくださいね。心の準備が必要ですから。
まあ面白い発言には大拍手を送ります。また楽しませてください。
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