TBSと楽天の勝負がいまひとつ盛り上がりません。昨年のライブドアとフジテレビの攻防のほうが鮮度も高かったし、面白かったですね。通信と放送の融合も、利権のある人には大いに違うことかも知れないとしても、一度議論されてしまうと、観客席には、あまりにも当たり前のことだし、なにをいまさら、またアイデアのパクリじゃないのということになります。
楽天の提案は、テレビの番組をどれだけ繰り返して流して儲けるか、つまりいくつも胃を持つ牛の消化のような話であり、視聴者としては、光ケーブル各社のビデオオンデマンドが普及すれば済むような話で、特に興味を惹かないというのも当然でしょう。
そういうこともあって、一番の話題が「横浜ベイスターズ」に移っても当然です。TBS側は、頑なに球団は手放さないと主張しつづけていますが、それならTBSさん、もっと真面目に球団経営をしてくださいよといいたいですね。
考えても見て下さい。ホームは、日本第二位の人口を抱える横浜市であり、しかも横浜スタジアムは関内駅からも近く、立地としては決して悪くはありません。それが、今シーズン、チームもAクラス入りしたというのに観客動員数はセリーグで最低の97万6004人でした。胸を張って「手放さない」といえる立場ではないでしょう。あきらかにプロ野球活性化の足を引っ張っているのですから。パリーグのソフトバンクやロッテ、また日ハムなどの球団努力とは好対照です。
TBSが問われるべきは、横浜ベイスターズのためにどのような経営努力をしてきたのかです。本来なら、こういった球団はプロ野球機構から勧告、またはペナルティを課すべきでしょう。アメリカのように球団数が多いと、自然淘汰ということでもいいのでしょうし、サッカーのように入れ替えがあるというのなおさらいいのですが、チーム数に枠をはめ固定席を与えている以上、各チームの経営をしっかり評価し、経営力のない企業には、経営努力を促すか、努力しないならプロ野球から退場させるしくみを持つべきなのです。
そういったことも含めて、各球団の経営努力を担保するためのしくみとして上場がいいのか、プロ野球機構の機能をどう改革したらいいのかという本質的な議論をしてほしいものです。また、オーナー会議が、いやしくも経営者の集まりなら、そういった議論をするべきじゃないでしょうか。

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追記:
ライブドアが、楽天がTOB(株式の公開買い付け)など敵対的買収行為に出てきた場合、TBSの要請があれば、株を持つ用意があると伝えたというニュースを先ほど見つけました。こっちのほうが面白いね。