ネットで騒動が治まらない「のまネコ」問題ですが、ちょっとavexの対応が遅いような気がします。放置すればするほど、ますます傷を深くするだけではないでしょうか。クレーム対応もそうですが、こういった問題は対処のスピードが鍵です。鮮やかに対処しないといけません。
それはそうですね。怒っているお客さまは、放置されればされるほど不信感がつのってきます。対応が早かったり鮮やかだと、そのことが評価され、かえって絆の深いファンになっていただけることだってあります。今回の問題も同じことです。
普通に考えて「のまネコ」はavexにとって、キャラクターグッズの目先の小さな売り上げがあったとしても、ファンの信頼という財産を失うものことほうがはるかに大きいし、ネットでのプロモーションの重要性はどんどん増してくるでしょうが、つねに負の圧力を受けながらやっていかなければならなくなります。
しかもたちの悪い(言い方がわるいかな?)ことに、もしキャラクターやグッズの人気が出て、売れたとすると、売れれば売れるほど、同時に「のまネコ」が「モナー」などのAAに「インスパイヤ」されものであり、多くの人たちからの非難を浴びていることが当然クローズアップされてきます。しかもグッズが流行するライフサイクルは短いので、結局はネットのコミュニティからの不信感だけが残ってしまいます。どうシナリオを描いてもavexにいいことはなにもありません。事業だけの問題ではありません。このブログへのアクセスのリンク元を見ていて気がつきましたが、YahooFinanceの掲示板も相当荒れているようです。
コメントで投稿いただいたなかに、企業事件を追い、消費者金融大手「武富士」を取材中に、「武富士」側から事務所などが盗聴されるという事件や自宅が放火されるという事件に巻き込まれるなど、身の危険があっても精力的に取材活動を続けていらっしゃるフリージャーナリストの山岡俊介さんのブログ 情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ) のこのavexにまつわる記事を紹介していただいたものがありましたが、avexもいろいろ問題を抱えて、大変なのかもしれません。
それにしても、今日車でコスモ石油提供のFM番組を聞いていたら、ノーテンキにO-Zone 「のまねこ」Tシャツ がプレゼントでもらえるといってました。ちょっとセンスがないか、情報力がないかのどちらかですね。問題になっていることを知らないのでしょうか。
ところで、海外ではアスキー・アートはどうなんだろうといくつかのサイトを検索してみましたが、ちょっと日本とは風情が違うようです。このサイトに収められているものなんかが典型かもしれませんが、記号を使った、たんなる絵がほとんどなんですね。日本のアスキー・アートのようなメッセージ性が感じられません。こういった事情をご存知の方があればぜひお教えください。
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