電通消費者研究センター調査による『2005年 上半期の話題注目商品(PDF資料)』が発表されています。
(※PDF資料を見るためには、アクロバットリーダーを最新のバージョン adobe Reader 7.0にしておくことをオススメします。古いバージョンとはダウンロードにかかる時間がまったくちがいます)
なんとブログがトップという結果。インターネット調査だからそうなるということもあるでしょうが、いずれにしてもブログが広く旬の話題になっていることには間違いないでしょう。
ブログはこれからどうなっていくのでしょうか。おそらく、ビジネスでの活用も含め、さまざまなカタチが生まれ多様化していくでしょうが、マーケティングの世界の住人の習性で、そろそろ次はなにか(What is Next ?)に関心が向いていきます。

消費者が選んだ2005年上半期の話題・注目商品ベスト10
1位 ブログ
2位 映画「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」
3位 大画面薄型テレビ
4位 愛知万博(愛・地球博)
5位 ドラマ『ごくせん』
6位 携帯型デジタルオーディオプレイヤー
7位 ハードディスク付きDVDレコーダー
8位 コエンザイムQ10商品
9位 電子マネー
10位 オール電化住宅

それよりは、結果を見て意外だと感じたのは、電力会社の広告は入っているけれど、あまりマスコミで取り上げられているとはいえない「オール電化住宅」がベスト10入りしていることです。「今後、はやると思うもの」の結果でも、「オール電化住宅」が入っています。きっと長期的なトレンドだという認識なのでしょう。
もちろん台所をIHヒーターにリフォームすると快適さは抜群で、一度IHヒーターにするともうガスレンジがなにか一時代昔の設備に感じてしまいますが、いずれ将来は、エネルギー源がガスであっても、直接燃やすということはなくなり、ガスで発電して使うというようになっていくので、そういった技術の流れから言っても、そうとう長期的トレンドになるかもしれません。
デジタル家電のように、華やかで注目される分野は、あっというまに普及して、価格がどんどん下がって、気が付くと成熟してしまっているという忙しい市場です。そういったスピード勝負の市場ばかりだと疲れます。そろそろ、ゆったりとした流行、スロー・マーケットが主流になってくれないかなあと思うのは暑さで気力が落ちているせいでしょうか。

人気blogランキングへ