これは、冗談のようで本当の話。ある会社で、管理職の人たちがどうも、古い考え方やスタイルを変えない。部下の教育や指導がこれではおぼつかない、どうしたものかという相談がありました。
即座にお答えしました。心配しなくても構いません。お客さまに集中しましょう。お客さまが鍛えてくれ、お客さまが教えてくれます。
優れた上司に巡り会えた人はラッキーです。しかし、すべての上司の人がよき教師とは限りません。
逆に最悪の上司のほうが、反面教師としていい見本になるかもしれないですね。
あなたがフリーで契約で仕事をしていると想像してください。そうすると、上司の人は、個人のマーケティングからすれば、お客さまです。上司と思うから腹の立つ人でも、お客さまと思えば、対応も違ってきます。対応が違ってくると、相手の方も対応が変わってくるから不思議なものです。お客さまとして考えると、お客さまのワガママは気になりませんん。むしろ、お客さまが何を望んでいらっしゃるかを真剣に考えるでしょう。そうやって上司の人と向き合っていくうちに、気がつくと上司の人のいいところをしっかり学びとっている自分に気づくはずです。