胃カメラがラクに - 嬉しい技術です

胃カメラで検査を受けたことがありますか？人によるのかも知れませんが、胃カメラ検査と聞くだけで、腰が引けます。検査を受けた経験のある人は、思い出すだけでも、きっとおぞましいとお感じだと思います。とにかく苦しいのです。
口からパイプを押し込まれ、我慢してくださいと言われるのですが、なんども嘔吐しそうになります。話もできず、まるで実験台に乗せられたカエルのような姿になって、ひたすら耐えるのです。
なぜ、もっと楽な胃カメラが開発されないのかと常々思っていたのですが、さすがに日本の技術は、きちんと目をつけてくれていました。

それは、富士フイルムのグループ会社、フジノン株式会社が開発した「経鼻内視鏡」です。今日、その話を聞きました。これまでの胃カメラよりも口径が半分ぐらいに細くなって、なんと鼻から通して検査ができるようになったそうです。鼻から通すので、もう「げぇー」とか「おぇー」という、あの苦痛がないというのです。麻酔もほとんど不要で、気軽に胃カメラ検査を受けて、その足で仕事に戻ることも可能だそうです。人生明るくなりますね。

胃カメラの苦痛も、自分のことなら、家族のためだからとかなんとか自分に言い聞かせて、我慢もできます。しかし、両親とも癌で亡くしたのですが、ただでさえ苦しんでいる両親が、胃カメラ検査を受けると聞いたときは、その苦痛を知っていただけに、病人を鞭打つようで辛い気持ちでした。
医療も、治ればいい、癌が早期に発見できればいいのかもしれませんが、やはり、患者からすれば、できるだけ、よけいな苦痛はないほうがありがたいですね。
まだ、この胃カメラを使っている病院は多くないようですが使っている病院リストも見つけました。胃カメラは嫌だという方は、ぜひご確認ください。

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Comments

[5. 林 陽子]

最近、表参道の近くにある医院で、鼻からの内視鏡検査を受けた、知人がいます。彼女は痛くない、先生と検査中に話ができる、また、検査直後に食事ができたと心の底から、目を輝かせて感激していました。その体験談を聞き、今度は主人と行こうと思っていましたが、千斗さんの涙涙の話との違いに戸惑っています。すこし心配しましたがﾌｼﾞﾉﾝさんのHPを読む限り（該当箇所に辿り着くのが大変）、圧倒的に楽なようなので、それを信じて年明けに行きます。多少、苦しかっても悪性ﾎﾟﾘｰﾌﾞが見つかり、抗がん剤を投与しなくても済むならﾊｯﾋﾟｰとしましょう。それにしても楽な内視鏡検査が普及すれば多くの人が助かるのは間違いのないことです。そんな検査機械を開発した会社の人に、その通りでした、有難うと云えることを期待して、年明けに検査を受けにいきます。体験談を乞うご期待。

[4. 千斗]

＞鼻から、内視鏡いれても「痛い」です。

私も　２０年前に胃カメラを経験していますが
そのときは　こんなもんかでした。
（検査前に　まわりにかなり脅されていたせいかも・・・）
鼻　最近しましたが　涙涙で　脳みそにびんびん響きました。
もう２度と・・・でした。
　

[3. 鈴木弥奈子]

鼻から、内視鏡いれても「痛い」です。
私、風邪をこじらせると「急性蓄膿症」をおこします。（今現在真っ最中）
約10年まえ、それとは気ずかず、総合病院で脳外科にいったりして最期に耳鼻科で内視鏡を入れました。「ちょっと、痛いかも？」とかいって先生はゴンゴン入れて行くんですが
痛くって痛くって涙がでました。ハンカチグジョグジョでした。
ついでに、MRIも大嫌いです。精神的に耐えられない。けっこう、ストレス耐性には自信があるんですけどね。

[2. mishimax]

　うち（島根県）の近所の医者が「経鼻内視鏡」を導入してます。
　鼻の粘膜が弱いとやっぱり苦しいみたいですが…。

[1. おおた葉一郎]

大西さま、
おおたです。こんにちは。
私も、かなり以前に胃カメラの拷問を受けたことがあります。その時は、医者とナースの連携が悪く、手順をまちがえたため、さらにひどいめにあったのですが。
その場で聞いた話では、オリンパスがシェア９０％で、競争原理が働いていないから、技術開発しないと言っていました。今は、新規参入が容易になったのでしょうね。
それと、あくまでも医者の方は痛くないから。今は、受診者が診療所を選ぶ時代ですからね。確かに、楽な胃カメラ病院というのは、東京の半蔵門の近くにもあるのですが、さっそく国家公務員の指定病院になっていますよ。（ははは）
それと、バリウム初体験の人はバリウムが嫌いだし、胃カメラ体験者はバリウム気にしなくなるし、胃の手術までしたひとは、カメラくらい気にならなくなるそうですね。「カメラが嫌」という意識がなくならないほうがいいかもしれませんよ。