朝青龍が戻ってきました。いろいろ世間が騒いでいるけれど、朝青龍がいないと相撲人気は維持できません。謹慎期間中は観客動員も落ち、相撲協会はとりあえずほっとしているところじゃないでしょうか。
ところで、横綱審議委員会とかいうのがあって、その委員である相撲オタクのオバサンが、もう朝青龍は引退したしとだと思っているなんて強気の発言してたけど、フリーパスみたいに復帰が認められたそうで、まったく存在感を示せなかっただけでなく、会見したのが元NHK会長の海老沢さんだから、なんでこの人まだいるのみたいに思った人が多いのじゃないでしょうか。
スポーツ音痴の面々が、ずらっとならんだ横綱審議委員会って、なんのためにあるのかと思ってしまいますね。横綱は抜群の品格と力量とかいうけれど、品格ってこの方々で評価できるのか、NHKの品格落としたのは誰なのだろうかなどと横やり入れたくなります。
あの天然記念物みたいなオバサン相撲オタクというか、無名の人ならきっと単なる追っかけですが、よほど稽古好きなのか、最近の力士は稽古が足りないとかご不満をお持ちなようですが、スポーツって休まないと強くなれないってきっと知らないでしょうね?
練習で傷ついた筋肉が回復するときに筋肉が増え、筋力が強化されていくので、適切な休養日をつくらないといけません。
昔のように、貧弱な体格の力士同士でやっていたときには、技と気力だけでも勝てたかもしれませんが、今時は、ジムで筋肉トレーニングもやってたりして、体重も、筋力も桁違いに増えているわけですから、昔と同じ事をやっていたら力士を潰すだけです。きっと朝青龍は十分な休養を取ったので、相撲カンさえ取り戻せば以前より強くなっている可能性も十分あるでしょう。
今や両横綱ともにモンゴル出身。それに海外出身力士も多くなりました。それに対抗して勝とうと思うなら、ただただ稽古だけするのではなく、もっと科学的にやらないと無理と思うのですが、昔を郷愁する人たちで囲まれた世界には無理な話かもしれません。
復帰した朝青龍には思い切りその強さを発揮して「相撲」そのものを面白くしてもらいたいと期待します。

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