写真

京都のふたつの風景

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京都

「すぐき」という漬け物をご存じでしょうか。京都独自のものと思いますが、その材料となる「すぐき菜」を畑から穫り入れているところに遭遇しました。畑から抜いてきれいに並べられていきます。

京都

京都大徳寺でもっとも古く建立された龍源寺の東滴壺と名付けられた石庭。石庭では日本で最も小さいそうですが、凛とした存在感がありました。

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Map2.0-スゴイ地図はスゴイ

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リクルートが公開したMap2.0ともいえるβ版の地図情報サイト「スゴイ地図」が話題になっています。公開サイトにアクセスが殺到してアクセスできない状態になっています。まずそれがスゴイですね。だからその動作の面白さが経験できなくなっていますが、ご覧になれなかった方のために、コピーしておいた画面を掲載しておきます。

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地図にスポットが表示され、下にはお店の写真がでてきます。それ自体が視覚的に楽しめる地図になっていますが、お店も含めてスポット情報として自由に登録でき、さらに「ドコイク?」というお店情報にもリンクさせるというしくみは、まさに地図をツールからメディアに進化させるものとして注目されます。

>>「スゴイ地図」はウェブのリッチ・インタラクション史における記念碑的事業だ

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地図をメディア化しようという流れは、Google MapsがAPIを公開しオープンソース化したことで生まれてきた流れでもあり、「”Googlemaps +X” は面白いけれど」でGoogle Mapsを利用したいくつかのサイトを紹介させていただきましたが、その後も、その土地と関係した歌詞を表示させたり、現在火災が起こっている場所を表示させたりするサイトなど、次々に新しいものが登場してきているようです。
FlickrとYahoo!が写真の位置情報で連動させ、写真に地図タグを自動的につけるという例は、このリクルートの「スゴイ地図」の発想に近く、ほぼ同じ時期にでたことを評価したいと思います。その意味でもスゴイと感じます。さまにMap2.0ですね。

地図はクリックしてさらに深く情報を得ることができるというインターネットときわめて相性がよく、昔からあったアイデアですが技術の進展によって実現できるようになってきたということでしょう。きっと、参加型で地図と写真などのコンテンツを連動させメディア化するMap2.0の楽しい、あるいは役に立つサイトが今後どんどん生まれ来ると思います。 

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青色ダイエットのアメリカ人に対する有効性笑biz(21位)

いろいろ遊べる写真サイト

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最近は写真のサイトが面白くなってきています。ただ単にアルバムができるというだけでなく、さまざまなフレームがあったり、ちょっとした加工ができるなど楽しい機能が広がってきています。このPictureTrailというサイトは、さまざまな見せ方ができるFlickdesignというツールがあり、思わず遊んでしまいました。
>>PictureTrail 

登録も簡単で、地域コードZIPを記入するとkろはありますが”JAPAN”としておけば受け付けてくれ、マイページにいくと日本語のバナー広告がでてきます。遊んだ結果が下のありますが、難点は写真をリサイズしないとアップロードがうまくいかないことぐらいでしょうか。ブログへの貼り付けもできますので、例を掲載しておきます。

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クリックすればページをめくるようにして画像が変わります。

FlickrとYahoo!が写真の位置情報で連動

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Flickr

写真SNSサイトであるFlickrに面白い機能が追加されました。写真に位置情報をつける機能です。写真をYhoo!のMapにドラッグアンドドロップすると、そのスポットに写真が表示され、またそこにどんどん追加していけます。地図に写真を登録していくと、そのスポットが地図にマークされ、そのマークをクリックするとサムネイルが写真が表示され、またコメントを書くなどの編集もできるというものです。
ほとんど自動的に緯度、経度の位置情報のタグがついていきます。

これは便利。それぞれの写真に、写真を撮った位置情報をどのレベルまで公開するかの設定もあり配慮されています。(下の画像)

flickr2


先日
「”Googlemaps + X”は面白いけれど」で、写真SNSサイトには撮影場所を登録できるところもあるけれど、登録するのが非常に面倒だと書きました。(ちなみに、”Googlemaps + X"というのは、グーグルの地図を利用したサイトのことを勝手にそう名前をつけただけなので悪しからず。)
このFlickr方式は簡単で便利です。今回の企画は、Flikcrのほうが主役なので、”Flickr+Yahoo!maps”とでも言うべきでしょうが、写真の地図タグがどんどん登録されてくると、やがて逆にYahoo!mapsの魅力化につながっていくというシナリオも見えてきますね。

写真は誰もがつくれる魅力あるコンテンツです。こういった撮影場所の情報、さらに他のタグ、また人気度などを組み合わせていくと、きっと、厚みのある魅力あるコンテンツとなっていくのではないでしょうか。

問題は、Yahoo!mapsのほうが弱すぎるということでしょうか。
Thomas Hawk's Digital Connection という海外のブログでもそれが指摘されていました。ヨーロッパの地図情報も弱いということですが、あちらのほうで作った地図なので、地名表示ひとつとっても日本の場合はさらに駄目です。それとGoogle mapsと比べて広域、詳細のズーム操作もちょっと不満が残ります。

遊んでいて、ふっと感じたのですが、こういった新しい試みが、日本で開発されないというのはちょっと寂しい話です。どこかきちんと研究開発をする会社が登場してくれることを期待してやみません。

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雨のスローウェイもなかなかいい

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雨

昨日は雨のスローウェイを通って、亀岡の奈良時代末期に創立されたと伝えられる丹波でも屈指の古刹、菩提寺穴太寺(あなおじ)に。
先週はちょっとネットのサイト評価につっこみすぎ、またアイデアを搾り出すという過酷な仕事がつづいて疲労困憊、体調も崩すという最悪の状態だったので、そんな後は静かな寺院に訪れ、庭をぼんやり眺めているのが一番だと出かけた次第でした。そんなときは気分転換が一番ですからね。

立派な書院のある部屋の縁側で、雨で波紋が広がり消えていくのを見ているとゆったりとした時間が過ぎていきました。
紫陽花もたけなわのなか、桔梗も生き生き咲いていました。
蓮桔梗

菩提樹のつぼみが、まるで雨粒みたいでしたが、帰路も雨に煙る山々を通り抜けるルートで、穴太寺の本堂に横たわる木彫涅槃像は、病んでいるところを なでると治る佛様だそうで、あちこちなでておいたせいか。帰ったころには体調もすっかり戻っていました。

菩提樹霧

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このお伽の館はなあに

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舞洲

テーマパークにそびえるお伽の国の館なのか、メルヘン調のラブホテルなのかと思わせる得体のしれない建物ですが、ご存知ですか。ユニバーサル・スタジオが近いので、間違って、この建物の前に車を停めて開門を待つ人もいるそうです。それぐらい目だっています。
今日探検隊企画で予約を入れていてくれたので見学ツアーに参加してきたのですが、これは大阪市環境事業局の舞洲(まいしま)工場、つまりごみ処理工場です。デザインは、オーストリアのウィーンに生まれた画家、「建物と自然の共生」という高い理念をもったフンデルトヴァッサー。確かに、建築デザインとしてみると素晴らしい作品です。自然に同じものはない、まっすぐなものはないという考えから、窓のカタチも、ドイツで焼いたタイルの柱もみんな違う表情を持っていて、また目を楽しませてくれます。また床と壁、壁と天井の境も、手すりなども曲線を多用してありやさしいメルヘンを感じます。さらに建物の周囲、また建物にもふんだんに緑が植えられており、ごみ処理工場をまったく感じさせない建物です。
壁窓



実は、この舞洲(まいしま)は埋立地で、2008年のオリンピック大阪招致のメインの舞台になるはずだったところであり、その招致合戦を有利にするための、舞洲の入り口に建てるごみ処理工場を「自然との共生」をテーマにしたシンボリックなデザインを採用するという思い切った英断があったのだと思います。
建築デザインとしては優れているとしても、609億円の建築費、6000万円とも9000万円ともいわれるデザイン料を支払って建てたこのごみ処理工場が、財政が逼迫して、破綻寸前にまっしぐらに向かっていった大阪市の行政の馬鹿さ加減のシンボルとして、批判の声も多いのも事実です。

廊下みどり

しかし、それをいうなら、そもそも財政が傾くことがわかりきっていた大阪市がオリンピック招致に浮かれたことのほうが問われるべきかと思います。目立つからよけいに批判の対象となるのですが、まだこの工場は価値があります。OTCや大阪ドームなど、いいかげんな計画と経営で破綻した第三セクター、さらに、ほとんど利用もなく、さらにいざというときに大型船舶が通れるように可動式にしながら、実際やってみると可動しなかったという欠陥が発覚した舞洲と夢洲を結ぶ夢舞大橋のほうが馬鹿げているように感じます。

センターごみ

なぜフンデルトヴァッサー?

ごみ処理工場だから、そっけないデザインでいいとは思いません。むしろごみ処理工場だから、自然との共生をテーマとした建物として、訪れた人々の環境に対する意識を高めようとという発想もいいと思います。大阪市の小学生は4年生になるとこの舞洲工場を見学することになっているそうですが、訪れたときにきっと、環境問題や省資源やリサイクルにも関心や興味を持ってくれそうです。
文化は合理性だけでは説明できません。岡本太郎の狂気が生んだともいえる千里の万博公園の太陽の塔はいまなお象徴として力強く聳えてたっています。
それより問いたいのは、なぜフンデルトヴァッサーを採用したかです。作品としては、この舞洲工場はいいとしても、(ちなみにすぐ近くにある汚水処理場は完全に失敗作としか思えません)、名前が通っており実績があるからということで採用したことのほうが安易すぎるというか、役人発想そのものであったように思います。確かに建築デザインとしては優れていたとしても、海外にある建物となにが違うのかよくわからず、フンデルトヴァッサーの作品としての独自性はあたっとしても、大阪市にある建築物としての独自性があるとはいえません。
口では大阪にソフト産業を育てないといけないといいながら、実際には大阪のデザイナーではなく、東京や海外デザイナーを採用する。そのほうが通りやすく、言い訳ができるということでしょう。そういったことが大阪を駄目にしてきたように感じます。だから、どんどん大阪から人材が流出していくのです。
それこそ、思い切ったデザインなら、大阪から生まれた世界的芸術家、吉本喜劇出身のジミー大西にやってもらったらよかったんじゃないでしょうか。

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