b33837b6.JPG昨日の 「BLOG STATION 出来ることから始めよう」さん、「ガ島通信」さんの呼びかけを受けて書いた「できることからはじめよう」にガラス(門田)さんから次のようなコメントをいただき、ハッとしました。


「10年前、神戸の震災から丁度1ヶ月の頃、ニュースに写ったのは地下鉄サリン事件。それ以来、ニュースはサリン一色。阪神大震災の直中(神戸三宮でした)の人々が、今回と同じように「地震が忘れられる」と危機感を感じていました。そして今、兵庫県豊岡の人々も、水害の風化を恐れています。」

台風23号による舞鶴や豊岡の災害の報道が、新潟中越地震の後、めっきり減ってきています。というかほとんど報道されなくなりました。豊岡市舞鶴市も義援金を求めており、こちらのほうもぜひ協力したいものです。
豊岡といえば、かばんが地場産業で有名で、つい最近も、東京駅でフェアが開催されていました。また被災地の出石はそばで有名ですが、今年は「そば祭り」が中止だそうです。

それにしても、豊岡や舞鶴の水害はちょっと想像がつきませんでした。豊岡に流れる円山川も、舞鶴に流れる由良川も普段は本当に美しい川です。ちなみに写真は8月にとった由良川です。それが氾濫するというのは、自然の怖さをあらためて思い知らされた感じがします。
産業といえば、地方は観光も大きな産業となっています。先日、「女将塾」の三宅さんが、東京の雑司が谷「」の経営を引き継がれ、そのお披露目の会でひさしぶりにお目にかかりました。「寛」は、小説家でもあり、山窩(サンカ)の研究家でもあった三角寛の自宅を料亭として残したものです。

三宅さんのお話では、豊岡の近隣の城之崎温泉の旅館のいずれもが、被害こそなかったものの、お客さんが激減してしまっているそうです。
新潟もたくさんの温泉地を抱えていますが、お客さまのキャンセルが相次ぎ、大打撃を受けているようです。
産業の復興には時間の必要なものも多いでしょうが、せめて観光産業は、はやくお客さまが戻ってきてくれることをお祈りいたします。

追記「えんどう みちたか」さんが出版された本の印税を義捐金として寄付するとおっしゃっていますが素敵な心意気なのでご紹介させていただきます。

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