「ふぐ料理」の季節がそろそろやってきます。あっさりしていて、特に「てっちり鍋」の後の雑炊は絶品です。天然ものの「ふぐ」は非常に高価なこともあり、一般には養殖の「ふぐ」が流通しています。
問題になっているのは、養殖の「ふぐ」の皮膚病を防ぐためにホルマリン投与をする業者が絶えなかったことです。水産庁は、ホルマリンを使わないように指導はしていたのですが、病気になると、養殖している「ふぐ」が全滅するので使う業者がでてくるわけです。
さきほどのTVで、海ではなく、陸上でふぐを養殖し、まったくホルマリンをつかわずに「ふぐ」を養殖することを始めた鹿児島県のキープインターナショナル株式会社が紹介されていました。7名の小さな会社のようですが、課題があるところには、知恵が生まれてくるものですね。「あっぱれ」だと思います。



このホルマリンの問題ですが、水産庁の調査では、平成15年4月の時点では、トラフグ養殖尾数(約359万尾)のうち、ホルマリン使用履歴尾数は約166万尾だそうですから、半数弱にホルマリンが使われていました。
ホルマリンは、ホルムアルデヒトの水溶液であり、このホルムアルデヒトは、発ガン性物質の一種です。シックハウス症候群も、このホルムアルデヒトが原因とされています。ホルマリンを使った「ふぐ」を食べても、WHOの報告では、口から摂取した場合には、ガンにつながる証拠はないとされており、ただちに問題になるととはないかもしれませんが、海が化学物質で汚染されていくことは間違いありません。安全な海を保つことは、海産物が重要なタンパク源である日本にとっては重要な問題です。「ふぐ」以外の海産物も影響が免れません。思いもかけない食品で、アレルギーやアトピーなどを誘発することだって十分考えられるのです。

さて、さきほどのキープインターナショナル株式会社のアイデアは、海水を殺菌しながら循環させるという方式で、さらに、冬は温泉を利用して海水を暖め、夏は地下水で冷やし、「ふぐ」がどんどん育つ環境を保つので、他の養殖「ふぐ」と変わらない価格で提供できるのだそうです。しかも、育てた「ふぐ」は「薩摩隼人ふぐ」というブランドで売り出されています。

キープインターナショナルは、「薩摩隼人とらぶぐ本舗」というサイトで、通信販売もしていました。グルメには、やはり天然物に限ると言われそうですが、まあ堅いことは抜きにして、この冬「薩摩隼人ふぐ」で「てっちり鍋」を楽しんでみるるというのもいいですね。

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