まあ、自分でもよく続いていると驚いています。4月からはじめたブログですが、もうすっかり生活にとけ込んでいます。ブログを通して、また投稿してくださったコメントを通してさまざまな人との出会いがありました。まだお会いしていないでの、いつか酒を交わして、ブログを肴に語り合いたいものです。ちょっと大酒飲みっぽい方とか、熱い方とか、超まじめ肌の方々がいらっしゃるので圧倒されそうですね。どなたのことを想像しているのか、きっとご本人の皆さまがたはおわかりだと思います。
最初の頃は読むのは、お得意先の親しい方と身内だけという状態でした。しかし、おかげさまで、月を追うごとにアクセスが増え、最近では、一日にページビューが1万を超えることが多くなりました。継続は力だとつくづく感じています。
アクセスが増えるのは本当にありがたいことですが、コメントやトラックバックが入っているともっと嬉しいですね。読んでいただいたという実感があります。

今日は、200回記念ということで、ブログをなぜはじめたか、最近ブログで感じていることを書かせて下さい。

なぜブログをはじめたか
回りの人たちからは、もうそろそろ本を出したらどうかというアドバイスを頂いていました。しかし、今さらという思いがありました。マーケティングの世界では、本を出せば諸先輩方のように、どこかの大学の講師ぐらいに収まることができるかもしれませんが、あまり乗り気になりません。
それにビジネス書というのはよほどセンセーショナルなものを書かないとたいした数が売れません。数を売るためには「滅びる」とか「危機」とかとというアプローチか、「儲かる」「売れる」というアプローチがいいそうですが、そういったアプローチは余り好きではありません。それで、なかなか書く気になりませんでした。。
どうせ書くなら、新しいスタイルがいいと思っていました。それにインターネットだと思いました。簡単なホームページぐらいなら自分自身でつくれるのですが、結構時間もかかるし、面倒なので続きません。インターネット上で、WEBに簡単に書き込めるソフトを開発してくれないだろうかと親しい仲間に相談したらブログがあると教えてくれました。そんな便利なものがあるのかと感心してその場で開設した次第です。

ブログはストリートライター
音楽ならストリートミュージシャンがいます。有名人ブログは別として、ブログは、それに近い世界だと思いました。インターネットというたくさんの人たちが行き交う世界で書き続ける。面白くなければ、あるいは共感していただけなければ、みんな通り過ぎていくだけ。決して義理で読む人はいません。身内ですらそうですね。
いずれにしても、音楽でもインディーズのレーベルがあるように、それのほうがこの時代にはふさわしい、うまくいけばインディーズレーベルで出版できるとかなんとか理由をつけてストリートライターとしてデビューしたわけです。

曲風がみんな違う
ブログの面白いのは、書いている人たちのキャラクターが色濃くでてくることです。なにに関心をお持ちか、どういう視点をお持ちか、どんな意見を書かれるか。ずいぶん個性が違います。音楽で言うなら曲風が違います。現役高校生三谷ちずさんの「腐女子の行く道 萌える道」とか、謎に包まれた、いつも「あたしナツコ。」で終わる「高円寺の女」とかは、独特の文体でブログが作品みたいに感じます。木村剛さんのブログ「週間!木村剛」はチーム体制があり、ブログを核に出版やプロジェクトまで活動を広げていらっしゃる本格パワフル派ですね。「大西宏のマーケティング・エッセンス」は、くどくど長文です。真面目派のかたがたのブログは、今後じっくり紹介させていただこうと思っています。
あ、そうそう、ライブドアのビジネスカテゴリーで、さきっちょさんの「さきっちょの就職日記」とアクセスランキングを競り合うことがありますが、若い女の人と並ぶというのは光栄ですね。しかも、ブログでは先輩の「コンサル会社のペーペーの思いつきコラム」さんに挟まれていることが多いのですが、お二人の年齢を合計してもきっと勝っているかいい勝負だと思うと思わず苦笑です。

時代を読む新しいアンテナ
ブログは時代の風が読めます。マーケティングをやっていると、時代がなにを求め、またお客さまが何を求めているかを感じるための発掘作業が必要です。つまりアンテナを張ってたえずリサーチしていないとカンも鈍ります。その点ブログは抜群です。キーワードを入れて検索すれば、いくつかのブログが見つかり、それが多いと関心があることがわかります。さらに読むとさまざまなことが分かってきます。ブログはすぐれたアンテナです。
ブログは情報源としても抜群です。検索とはちがった趣があります。Know How、Know What、Know Whoといわれますが、Know Blogという言葉を発明させていただきました。

ここまで続いているのは、やはり読んでくださっている皆さまのおかげです。本当に感謝しています。また今後ともお付き合いができればと願っています。今日は、とっておきの日本酒(『瀧の鯉大吟醸』。金賞受賞酒)があるのでそれで乾杯です。皆さまのご多幸をお祈りしながら。

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