ライブドアか楽天かという審査をプロ野球機構は進めていますが、楽天に決めたいという本音がちらちらと見え隠れしているという印象を受けます。しかし、いずれに決定したところで、プロ野球機構は大きなリスクを負っているとことを考えておく必要があります。ライブドアに決めれば、はたして他の球団とうまくやっていけるのかという懸念があり、楽天に決めると、やはり「読売」がしくんだことだとファンの失望、プロ野球機構への不信感が広がります。プロ野球機構は、課題が山積みであり、今の時期に自らを窮地に追い込むことは避けることが賢明だと思います。余計なリスクを避けるということでは、ドラフト会議のようにクジで決めればいいだけのことです。それのほうが公正でありファンの納得も得られますね。新球団のいいスタートが切れます。
考えても見れば、そもそも現在球団を持つ企業に、他の会社の企業評価をする資格があるのか、これだけナベツネ、堤の両オーナーに振り回され、プロ野球の危機をつくったプロ野球機構にも資格があるのかは極めて疑問です。審査さfれるべきは逆だといっても過言ではありません。
金融庁と経済産業省の対立ともいわれたダイエー問題ですが、再生機構活用が急遽決定しました。ダイエーが球団所有を続けることはかなり難しくなってきました。さらに西武鉄道、その親会社のコクドも経営状態は悪く、「堤商店」ではなく、正常な「株式会社」ならば、はたして球団所有を株主に納得させらるのか疑問です。
西武鉄道は、総会屋への利益供与、さらにもともと多かったコクドを筆頭にした西武グループの所有株をさらに増やしていたことが発覚しました。このふたつを結びつけると、かなり重大な問題が隠されていると見るのが自然ですね。商法違反で起訴された総会屋の芳賀竜臥さんが先月病死されましたが、素直に病死なのだろうかとすら疑ってしまいます。
これまでも、新横浜や幕張での土地取得、また長野オリンピックをめぐってもさまざまな疑惑が噂されている堤商法ですが、株式の公開をしていないコクドが経営を握っており経営はまったく不透明です。経営の不透明さという点では、読売新聞も最たる存在です。
結局は、経営が不透明な親会社によるタニマチ的な球団所有があり、さらにプロ野球球団の経営も不透明だから、各球団の思惑や恣意的な考えが錯綜して歪みが生まれてきます。
出資企業の経営状態の影響をできるだけ下げ、各球団経営、またプロ野球機構運営の自立を促していかないと、プロ野球を活性化させるという強い意欲や意識も生まれてきません。プロ野球全体で、いかにプロ野球を面白くし、ファンを広げていくかという戦略も生まれないし実行もできません。
ライブドアと楽天のいずれかを選ぶことよりも、そちらの改革のほうが遙かに重要です。
そのためには、しっかりとしたリーダーシップがとれ、またプロ野球の明日に夢を描けるコミッショナーを探すことが最大の鍵になってきます。そのコミッショナーに各球団が権限を委譲し、コミッショナーを中心にブレーンを補強して改革を進めれば、これだけファンの広がりのある野球ですから、人気の回復や経営の黒字化もそう難しいとは思えません。
ファンにも安心してもらえ、期待を集めるいい改革を進めようと思うなら、どの球団に新規参入してもらうかということと、新コミッショナーの選定はセットで進めるべきでしょう。
話は変わりますが、ついこの間も、スポーツをしない子供たちの運動能力がどんどん低下してきているという記事をみました。憂うべき問題です。野球は日本の代表的なスポーツです。日本のスポーツの健全な発展や育成という点でもプロ野球は社会的な責任があります。そういった視点でもよりよい改革を進めて欲しいものです。

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