木村剛さんのブログで「オリンピックになぜ私たちは感動するのか?」というエントリーがありました。
オリンピックは、さまざまな感動のシーンを見せてくれます。そこにはアスリートたちの「心・技・体」のすべてを賭けた熱いドラマが次々に繰り広げられていきます。
長い年月をかけて磨かれ、鍛えられてきた選手たちは、自分自身、また選手を支えてきた人びとのさまざまな願いや想い、愛情と知恵、汗と涙の結晶です。それもドラマです。
スポーツが伝えるドラマを感じ、またそれを分かち合える喜びや緊張、また興奮ががあるから深い感動生まれてきます。だからこそ、より親近感のある選手やチームの応援には熱がはいります。
オリンピックと全国高校野球が重なりましたが、高校野球にも同じ感動があります。オリンピックや高校野球に限らず、どんなスポーツであれ、そういったドラマを感じるゲームはすべて感動的です。
また、今回のオリンピックの金メダリストたちに共通しているのは「挫折の経験」でした。それぞれの選手が、不調になやんだり、自分をだしきれず不本意な結果が残せなかった悔しさを味わったり、怪我に苦しんだり、誰にも相手にされなかったところから這い上がってきました。だからこそ、いざという時にも集中できる心の強さを見せつけてくれました。見る人たちに、どれだけ勇気と希望と夢を感じさせてくれたかはかり知れません。
だから、金メダルを取れなかった選手たちに対してもこれまで以上に優しい目がそそがれました。「また次がある。だから頑張ってね」と心から応援する気持ちにもなれます。
今回のオリンピック報道は、選手はそんな長い道のりを経て晴れ舞台に立っていること、舞台裏に選手を支えるチームがあることをずいぶん知らせてくれました。
それに、スポーツは家族、チーム、郷土、国のひとびとの心の絆を深めてくれますね。選手の出身地や出身校の盛り上がりは見ていて気持ちがいいものです。
スポーツは生き方のヒントをくれるような気がします。それだけではありません、経営やマーケティングのヒントもあります。
オリンピックが終わったら、それで終わりではなく、プロ野球でも、少年サッカーでも、その他のスポーツでも、そんな目でみると、ほんとうに心の底からスポーツを楽しめると思います。
スポーツの感動は、オリンピックだけではないと思います。

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