2004年08月18日
首相も外務省も仕事を放棄。
小泉さんが「夏休み中」を理由に、いつものように知らん顔。外務省は及び腰で米軍当局の言いなり。日本の外交を象徴するような事件が起こりました。
13日に沖縄県の普天間基地に隣接する沖縄国際大に米軍ヘリが墜落した事故で、沖縄県警が求めていた合同の現場検証が無視され、県警も立ち入り禁止というまるで占領国さながらの状態のまま、ついに機体が米軍によって撤去されました。しかも、この米軍の日米合同捜査拒否は、外務省があっさり了承してしまったのです。アメリカの言いなりという及び腰でした。
県警捜査員が「国民の屈辱だ。米軍機の墜落事故は全国で起きる。日本全体の問題なのに」と不満をぶちまけていたそうです。それは当然な気持ちだと思います。
沖縄県民の怒りは静まりません。さらに米軍が感情を逆なでするように飛行訓練を再開したのです。稲嶺恵一・沖縄県知事が小泉純一郎首相との会談を要望しましたが、「夏休み」を理由に断られ、結局、細田博之官房長官が対応することになりました。都合が悪くなると隠れるなんて、まるでできの悪い子供みたいですね。外務省も説明がありません。ホームページを見ると、16日の新着情報で唐突に、なんの解説もない「日米地位協定」が掲載されただけです。
そもそもこの普天間基地は沖縄に返還されるはずでした。代替基地が決まらずに返還が遅れていました。幸い今回の事故で住民や学生の被害はなかったのですが、毎日新聞によれば、ラムズフェルド米国防長官が昨年に視察した際に、市街地で事故が起きる危険性を指摘し替施設の建設を待たずに早期返還を検討する意向を打診していたといいます。しかし日本側が協議を避けてきました。結局は、小泉内閣の問題先送りで普天間返還が進んでいないということです。
ブッシュ米大統領が世界的な規模の在外米軍再編計画を発表し、東西冷戦時代の旧ソ連の脅威に対処するための布陣から、テロや地域紛争などに機動的に対応する体制への転換が始まります。読売新聞の社説「世界の安保環境が変わった」が取り上げているように、いよいよ日本でも真剣な防衛に対する議論が必要になってきましたが、今回の小泉さんや外務省の対応では、国民への不信感が広がる一方で、まともな議論をすることがさらに難しくなったのではないでしょうか。
どのような防衛体制を築いたとしても、戦争放棄をうたった日本が最大の武器にすべきは外交です。しかし、外務省が頼りない。首相も逃げる。
森内閣以降、最も日本の安全と平和にかかわるアジア、特に対中国外交の遅れが目立ってきました。小泉さんや閣僚の靖国参拝もいいのですが、参拝する限り、近隣諸国に理解してもらうための外交努力が必要です。しかし、みなさんは参拝するだけで無責任もはなはだしいですね。
そうだから、言うべきときにもなにも言えなくなってしまったのです。こういった外交の無策は、自ら危険を招いていっているようなものです。外交の遅れは、防衛上のリスクを生み出すというだけでなく、経済安定のリスクも生み出すことも忘れてはいけないと思います。安定した経済関係は最大の防衛政策なのですから。
外務省も小泉さんもほんとうの仕事をしているように思えません。
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ありがとうございます。(^_^.)
県警捜査員が「国民の屈辱だ。米軍機の墜落事故は全国で起きる。日本全体の問題なのに」と不満をぶちまけていたそうです。それは当然な気持ちだと思います。
沖縄県民の怒りは静まりません。さらに米軍が感情を逆なでするように飛行訓練を再開したのです。稲嶺恵一・沖縄県知事が小泉純一郎首相との会談を要望しましたが、「夏休み」を理由に断られ、結局、細田博之官房長官が対応することになりました。都合が悪くなると隠れるなんて、まるでできの悪い子供みたいですね。外務省も説明がありません。ホームページを見ると、16日の新着情報で唐突に、なんの解説もない「日米地位協定」が掲載されただけです。
そもそもこの普天間基地は沖縄に返還されるはずでした。代替基地が決まらずに返還が遅れていました。幸い今回の事故で住民や学生の被害はなかったのですが、毎日新聞によれば、ラムズフェルド米国防長官が昨年に視察した際に、市街地で事故が起きる危険性を指摘し替施設の建設を待たずに早期返還を検討する意向を打診していたといいます。しかし日本側が協議を避けてきました。結局は、小泉内閣の問題先送りで普天間返還が進んでいないということです。
ブッシュ米大統領が世界的な規模の在外米軍再編計画を発表し、東西冷戦時代の旧ソ連の脅威に対処するための布陣から、テロや地域紛争などに機動的に対応する体制への転換が始まります。読売新聞の社説「世界の安保環境が変わった」が取り上げているように、いよいよ日本でも真剣な防衛に対する議論が必要になってきましたが、今回の小泉さんや外務省の対応では、国民への不信感が広がる一方で、まともな議論をすることがさらに難しくなったのではないでしょうか。
どのような防衛体制を築いたとしても、戦争放棄をうたった日本が最大の武器にすべきは外交です。しかし、外務省が頼りない。首相も逃げる。
森内閣以降、最も日本の安全と平和にかかわるアジア、特に対中国外交の遅れが目立ってきました。小泉さんや閣僚の靖国参拝もいいのですが、参拝する限り、近隣諸国に理解してもらうための外交努力が必要です。しかし、みなさんは参拝するだけで無責任もはなはだしいですね。
そうだから、言うべきときにもなにも言えなくなってしまったのです。こういった外交の無策は、自ら危険を招いていっているようなものです。外交の遅れは、防衛上のリスクを生み出すというだけでなく、経済安定のリスクも生み出すことも忘れてはいけないと思います。安定した経済関係は最大の防衛政策なのですから。
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12. 日本が危ない:献策十講「防衛・外交政策」 [ すばらしき新世界 ] 2006年10月23日 11:48
戦後日本に外交はなく、独自の軍事防衛政策もなかった。そこにあったのは対米追従の基
11. 及び腰外交 [ VKT-BLOG ] 2004年12月19日 12:54
みんな切れている?...
10. 米軍ヘリ墜落・続報3_米軍同型機を運転開始 [ TALK W/O LIPs ] 2004年08月24日 01:08
完全になめきった沖縄のヘリ墜落事件は明日、小泉首相が夏休み明けになって新たな動きを迎える(かもしれない)
9. スポーツの話題でかき消されてるけど… [ Kのコダワリ ] 2004年08月22日 08:57
沖縄での米軍ヘリ墜落事故、原発での配管破断による死亡事故発生と、大きな問題をはらむ事故が起きている。
沖縄は以前しばらく住んでいたことがあって、その最中にも米兵によるひき逃げ事件とかあったりして、住んだことのない人に比べて少しばかりはその「悔しさ」「怒り
8. アメリカ軍ヘリコプターの墜落事件に思う。 [ Teru's Dialog ] 2004年08月19日 20:47
沖縄国際大学の構内に普天間基地所属の米軍ヘリコプターが墜落した。とうとう落ちたかという感じだ。夏休みで学生・教職員があまりいなかったので大惨事には至らなかったのが幸いだが、部品は周りに散乱し、民家のドアを貫通したのもあって、人命に関わる被害が出なかったの
7. 成功の鍵は「沖縄」にある [ ネット起業収入で、念願のマイホームを手に入れる方法 ] 2004年08月19日 00:38
「うぇ〜!マズイ!」
私が、生まれて初めて「ゴーヤ」を食べたのは、
今から約20年ほど前の夏でした。
当時、学生だった私たち3人は、
「超貧乏!沖縄旅行」を敢行。
しかし、初日からハプニングが発生。
お昼になり、
とある小さな大衆食堂へ入った私た
6. ◇米軍は沖縄をアメリカと思っていないか? [ あざらしサラダ ] 2004年08月18日 22:59
●「わが物顔で大学占領」沖国大が抗議声明 ヘリ墜落検証拒否(琉球新報:8月17日)
○米軍ヘリ沖国大墜落事故で、米軍側が県警側の合同現場検証要請を正式に拒否したことに対し、同大関係者や付近住民らから怒りの声が高まっているそうだ。
同大の米軍ヘリ墜落事件
5. お金は働いて得るもの [ ジユウノツバサ ] 2004年08月18日 22:39
球団合併の論議で人件費の話に絡んで
「●●選手は年俸を貰いすぎだ」
という話がよく出てくる。
個々の選手に対する感想をここで述べる気はないが、
もっと他に「貰い過ぎ」な方々がいるのではないかと。
球団の存続に興味を失った球団社長さんとか、
球界が大変な.
4. 沖縄国際大学に米軍ヘリが落下 [ きおぶる キオブル kioblue ] 2004年08月18日 13:17
ふざけるな
普天間基地近くの沖縄国際大学に米軍ヘリが落下した。
マンションに墜落するのを避け大学の方に突っ込んだという。
日本側の現場検証は拒否。
米軍のみの撤去作業に政府は軽々とYES.
会談を要求した稲峰知事に
小泉は「夏休みだから」と拒否。
絶対
3. 米軍ヘリ墜落事故における国の責任 [ Watch IT,ケータイ,ベンチャー等 ] 2004年08月18日 12:24
ヘリ墜落 米軍、現場検証を拒否沖縄県宜野湾市の沖縄国際大に米軍ヘリコプターが墜落した事故で、在沖縄米海兵隊法務部は十七日朝、沖縄県警が同意を求めていた機体を含めた墜落現場の検証を、日米地位協定や日米合意議事録を根拠に拒否すると回答した。ひどい話ですよね。.
2. 米軍ヘリ基地外墜落問題 [ Fireside Chats ] 2004年08月18日 12:13
明治外交の先達は不平等条約の改正に心血を注ぎました。
陸奥宗光がイギリスとの間で治外法権の撤廃に成功したのが1894年。ここに至るまでには大隈重信外相がテロにより隻脚を失うなど多大な犠牲が支払われました。治外法権の撤廃は過去の日本政府が血で贖った権利なので
1. 沖国大ヘリ墜落事故に対する抗議声明はそれぞれ微妙に違う [ この幸福な世界 ] 2004年08月18日 11:45
8月17日付けの琉球新報によれば、"米軍ヘリ沖国大墜落事故を受け、稲嶺恵一知事はボリビアからの帰国後、19日に首相官邸で小泉純一郎首相と面談する方向で調整を進めていたが、首相との面談はなく、細田博之官房長官が対応することが17日、分かった"、とのことです。大西
この記事へのコメント
4. Posted by maida01 2004年08月24日 13:25
私の”回収する米兵が防護マスクや防護服を着ている”と言うコメントですが、
”揮発した燃料が有害”で”沖縄ではかなり見慣れた姿”だそうです。
極東ブログさんの同様記事の”くれふ”さんからのコメントで知りました。
知らないことは多いですね。ニュースでも解説して欲しい。誤解されやすい映像です。
”揮発した燃料が有害”で”沖縄ではかなり見慣れた姿”だそうです。
極東ブログさんの同様記事の”くれふ”さんからのコメントで知りました。
知らないことは多いですね。ニュースでも解説して欲しい。誤解されやすい映像です。
3. Posted by maida01 2004年08月20日 08:06
読売新聞 8月18日 朝刊に”墜落したヘリを回収する米兵が防護マスクや防護服を着ている”とあるようです。(日刊ベリタスで発見)
何だか、正式に言えない機密事項があったための対応のようにも思えます。
何だか、正式に言えない機密事項があったための対応のようにも思えます。
2. Posted by 鈴木弥奈子 2004年08月18日 18:38
どなたも、私同様で日本政府のフガイなさと米軍の横暴に憤慨しております。
軍も政府も沖縄県民(日本人)も「人間」としての対応があってはじめて事故を冷静に
処理,そして2度と同じ事故をおこさない対策。私ですら(小学生でも)キチンと整理できるのに、中間の官がどうにもおかしい。賢い人がよってたかって、日本人をいじめてるようにしか思えない。人身事故にならなかったから・・・、的発想だったら許さ無い。
軍も政府も沖縄県民(日本人)も「人間」としての対応があってはじめて事故を冷静に
処理,そして2度と同じ事故をおこさない対策。私ですら(小学生でも)キチンと整理できるのに、中間の官がどうにもおかしい。賢い人がよってたかって、日本人をいじめてるようにしか思えない。人身事故にならなかったから・・・、的発想だったら許さ無い。
1. Posted by 語りべ 2004年08月18日 12:25
日本の政治は「官僚によって成る」って感じですね。
内閣総理大臣が国民の代表って意識も薄いんでしょう。
リーダーシップを行使できないリーダーを抱える国・日本。
このままだと、国際社会でいいように利用されるだけで、
将来への希望など何も生まれないような気がします。
米国には尻尾を振る一方で、靖国参拝など・・・
個人的感情も入って、ますますおかしな事にならなきゃいいですが・・・
内閣総理大臣が国民の代表って意識も薄いんでしょう。
リーダーシップを行使できないリーダーを抱える国・日本。
このままだと、国際社会でいいように利用されるだけで、
将来への希望など何も生まれないような気がします。
米国には尻尾を振る一方で、靖国参拝など・・・
個人的感情も入って、ますますおかしな事にならなきゃいいですが・・・




